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2012年05月17日

 「ロケット打ち上げビジネス激戦」という朝日の記事に思う


 5月17日の朝日新聞に「打ち上げビジネス激戦」という見出しの
大きな記事が掲載されていた。

 その要旨はこうだ。

 すなわち韓国の多目的衛星(アリラン3号)を載せた三菱重工の
ロケット(H2A21号機)が18日未明、鹿児島県の種子島宇宙セン
ターから打ち上げられる。これは日本がはじめて海外から発注した衛星
国産ロケットによる発射である。しかし前途は多難だ。衛星打ち上げの
需要は年間20機前後、その半分を欧州のロケットが、残るパイを米国
やロシア、中国などのロケットと奪い合う過当競争だ・・・

 私が注目したのはその後に続く次の記述である。

 ・・・韓国が自前で衛星開発するのは安全保障上の意義もある。
(韓国の衛星である)アリラン3号の打ち上げは北朝鮮を牽制する意味が
ある。韓国政府はアリラン3号を「軍事衛星ではない」(教育科学技術省)
とする一方で、「公共目的で使用する場合は(得られた情報は)無償で提供
する。それが国防省であっても当然拒否する理由はない」(同省当局者)
と含みをもたせている。(韓国はこれまで)北朝鮮の動きを細かく見る
のは米軍の偵察衛星に依存しているが、独自の衛星があれば、独自の
衛星情報を分析できることになる・・・

 これはまぎれもなく軍事衛星である。

 その発射を日本のロケットが受注しているのだ。

 しかも金儲けとして。

 周地のように迎撃ミサイルロケットと衛星ロケットとは紙一重だ。

 それを我々は北朝鮮のミサイル発射実験の大騒ぎの中で見せつけられた。

 日本は北ミサイルの衛星ロケット発射には大騒ぎをし、迎撃ミサイル
システムまで動員して臨戦態勢を敷いた。

 その日本が韓国の軍事偵察衛星の打ち上げを自らのロケットを使用して
手伝っているということだ。

 れっきとした軍事ビジネスだ。

 その日本は今でも北朝鮮のミサイル発射について厳しく非難し、制裁強化
を緩めない。

 これは紛れもないダブルスタンダード(二重基準)ではないのか。

 朝日の記事はその事を言いたかったのだろうか。

 それとも単純に日本の軍事ビジネスを応援しているのだろうか。
 
                              了

 おしらせ

 【天木×植草リアルタイム時事対談】第5弾について以下の通り
配信予定です。

■天木×植草リアルタイム時事対談
http://foomii.com/files/interview/nightlive2012/

●出演:天木直人(元外交官)、植草一秀(政治経済学者)
●配信日時:2012年5月26日(土曜日)
      19時00分~20時30分放送予定

 今回のテーマはズバリ、小沢裁判の無罪判決とその後の控訴の持つ意味。
そして小沢氏の復権はあるのか。あるとすればその最善のシナリオは
何かをに二人が自らの持つ情報と、その考えについて思う存分に語ります。

 その他にも最近の国内、国際情勢について時間の許す限り語ります。


 「天木直人のメールマガジン」購読者は、リアルタイム時事対談の動画を
無料で視聴できます。

 ぜひこの機会にメールマガジンに登録の上生放送配信動画をご視聴
ください。

 
 ◎天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実を
リアルタイム解説

    http://foomii.com/00001

 最近のメールマガジンでは次のテーマで配信しています。

 
 1.ODAで武器供与を援助してよいのか
 2. 国際機関の幹部人事に見る日本の地位の低下
 3.オキュパイ霞ヶ関、オキュパイ永田町
 4.米軍基地の柵の中にある墓地
 5. 拷問を認めた元CIA幹部
 6. 玄葉外相をNATO会合に出席させてはいけない 
 7.放置されたままの毎時0.43マイクロシーベルトという放射線量
 8.あまりにも不毛な日中韓サミットと野田首脳外交の空虚さ
 9.なぜアウン・サン・スー・チーさんに日本政府は冷たいのか
 10.「さらば日米同盟」か「対米従属からの自立」か
 11.北九州で暴力団に撃たれた元刑事の実像
 12. 我々一人一人が小沢一郎になって日本を変える事をめざす


 

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2012年05月13日

 我々一人一人が小沢一郎になって日本を変えればいいのだ


 これだけ脱原発の声が高まり東電の責任が問われて来たのに、放射能
汚染の被害を矮小化し、原発再稼動を急ぎ、そして何よりも電力料金値上
げを決めて、国民負担で東電延命を図る。

 脱原発を願う国民の声をこれほど無視する政治はない。

 あれだけ米軍基地の負担軽減を訴える沖縄住民の声が高まっているのに、
よりによって沖縄返還40年を前にして危険な米軍軍用輸送機オスプレイ
を沖縄に配置する事を決める。

 これほど沖縄住民を差別する政治はない。

 消費税増税が経済的弱者いじめの不当、不正義な財務・国税官僚の暴挙
であることは明らかなのに自民党の修正案を丸呑みしてまで通そうとする。

 これほど自民党、民主党の国民無視の大連立政治はない。

 ところがその反国民的政治に待ったをかける政党、政治家は皆無だ。

 唯一期待を持たせた小沢一郎という政治家がいよいよ追い込まれつぶさ
れようとしている中で、この官僚主導のこれら暴挙が加速しつつある。

 それに待ったをかける政治はもはや期待できないのか。

 我々には絶望しかないのか。

 そうではない。

 我々国民一人一人が小沢一郎になって官僚支配のこの国の政治を変えれ
ばいいのだ。

 8割の国民が小沢嫌いであっても2割の国民が小沢の下に結集して
この国の不正義と官僚支配に立ち向かえばいいのだ。

 平成の大衆一揆だ。

 オキュパイ霞ヶ関だ。

 見ているがいい。

 その動きは遠からず必ずどこからか現れてくる。

 そして燎原の火のように全国に拡がっていく・・・


  この続きは「天木直人のメールマガジン」で書いています。


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2012年05月11日

控訴の対抗策は検察審査会制度の矛盾を白日の下にさらす一点突破だ 

□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】
■□■
□■ 天木直人のメールマガジン2012年5月11日第370号
■ 

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 控訴の対抗策は検察審査会制度の矛盾を白日の下にさらす一点突破だ 

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 小沢裁判はもはや政治の場の戦いに移ったごとくだ。

 もはや我々にできる事は限られる。

 それでも我々は出来る限りの事をしなければならない。

 どうすればいいか。

 それは今回の控訴という暴挙を木っ端微塵に打ち砕くために検察審査会
の無効性を訴えて強制起訴決議はなかったという一点突破で攻めることだ。

 小沢裁判に対する批判の中でこれまでさんざん言われてきた事は検察
の捏造捜査報告書が検察審査会を誤って誘導したということであった。

 それはもちろん大きな問題だ。
 
 しかしもはや検察を批判するだけでは十分ではない。

 もはや検察叩きは当たり前になりつつある。

 誤りを犯した検事の起訴、処罰まで進もうとしている。

 おそらく検察組織の改革までも行なわれるかもしれない。

 しかし検察が責任を取ることで小沢国策犯罪に蓋をしてはいけないのだ。

 検察批判が高まる一方でまったく批判の矛先が向かわないのが最高裁
である。

 最高裁事務総局という名の司法官僚や、その頂点である竹崎最高裁長官
の責任は一切問われない。

 この聖域にこそ国民の目を向けさせなければならない。

 なぜ最高裁の責任が大きいのか。

 それは最高裁が検察審査会を牛耳ってきたからだ。

 検察審査会の悪の根源は検察ではなく最高裁なのだ。

 そもそも検察審査会の強制起訴議決がなければ小沢起訴はなく、小沢
裁判はなかった。

 裁判員制度の導入とともに検察審査会法を改正して検察審査会に
大きな権限を持たせた司法改革こそ追及すべきなのだ。

 司法改革の張本人である最高裁の責任を問うのだ。

 たとえば、誰が何の目的で検察審査会に強制起訴という絶大な権限
を導入したのか。

 誰でも裁判の判決を不服として申し立て出来る制度が適法なのか。

 個人的恨みのある者が悪意で申し立てできるような制度が適法なのか。

 小沢一郎ならずとも、我々誰もがそのような形で起訴されるように
なれば暗黒の世の中になる。

 これこそが究極の人権侵害である。

 何よりも、今度の事件で検察審査会が開かれていなかったとしたら
どうか。

 形式的に審査員を選び、審査員間における審議や議決が、我々が当然視
しているような形で行なわれていなかったとしたらどうか。

 もちろん強制議決など不当、違法である。

 繰り返して言う。

 強制起訴議決がなかったら、あるいはそれが無効なら、玄関口で
この裁判は成立しなかったのだ。

 共謀罪がどうだとか、認識があったかなかったか、などという
議論が一切ナンセンスなのだ。

 実は市民の中で検察審査会は開かれていなかったという事をあらゆる
調査の結果間違いないと最高裁に詰め寄っている一人がいる。

 当然ながら最高裁はこれを一切認めない。

 メディアは検察のことはさんざん叩いても最高裁は追及しない。

 この一点が明らかにされた時点で小沢起訴のすべてが吹っ飛ぶ。

 森ゆうこ議員が求めている秘密法務委員会の調査対象はまさしく検察
審査会が開かれなかったという事に対する検証なのである。

 我々にできる事は検察審査会の存在を検察に証明させることだ。

 秘密日青海委員会は必ず実施させなければならない。

 その過程で最高裁の疑惑を白日の下にさらすことだ。

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