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2011年06月10日

 国民を舐めているんじゃないのか

□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】
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□■ 天木直人のメールマガジン2011年6月10日発行 第401号
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  国民を舐めているんじゃないのか
  
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 いくら私が権力者を批判するといっても、その身内まで批判する
ことは礼儀に失するとわきまえてきた。

 しかし今回ばかりは我慢ならなかった。

 6月9日の毎日新聞は一面のほぼ半分を使って菅首相夫人の大きな
笑顔写真とともに一大インタビュー記事を特集していた。

 その内容はここで紹介するに値するものは何もない。

 そこにあるのは権力を弄ぶ総理夫人の虚勢と放言のオンパレードだ。

 ビールやワインをグイグイ飲んで小沢一郎をこき下ろし、自分たちは
ゲリラだから辞める前になにか面白いことをいっちょうやってみようか
、などと言う。

 このインタビューが行なわれたのは6月6日の夜だ。首相公邸を訪れ
た毎日新聞の記者に語った言葉が次のような言葉だったという。

 「引っ越し?ええ、決まれば、いつでも。だって、この社宅、家賃は
すべてちゃんとそろってたし、洋服と調味料、広辞苑くらいしか持って
こなかったもの。すぐ(東京都内の)吉祥寺の自宅に帰れますよ」

 洋服はともかく調味料は本当か。外食ばかりしてたのじゃなかったのか、
と混ぜ返したくもなるが、それはともかく、この伸子夫人の捨てセリフは
先日菅首相が仲間に語ったとされる次の言葉を彷彿させる。

 総理を一日でもながくやりたいなどという気は毛頭ない。むしろ(辞め
て)清々するぐらいだ・・・

 清々するとは何と言う言い草だろう。引っ越しなどいつでもやってやる、
というこの言い草とまったく同じだ。

 国民の暮らしと安全のために、税金をもらって首相の権限を預からせて
貰っているという認識の微塵も感じさせない言葉だ。

 こんなインタビュー記事を掲載する毎日新聞ともども、額に汗して真面
目に働く善良な国民を舐めた言葉である。

                           了

                      

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