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2010年09月07日

 代表選に勝っても捨てられる運命にある菅首相


 
 私の書くことは常に正しいからそう思って読んでいただきたい。

 今度の民主党代表選挙では大手メディアが一致して小沢一郎の総理誕生を阻止しようとしている事が誰の目にも明らかになった。

 その偏向振りにはあきれ返るほかはないが、ついに9月7日の産経新聞が菅直人夫人の寄稿をデカデカと掲載し、自分の亭主を総理にしてくれと言わせている。

 こんな寄稿を臆面もなく新聞紙上に書く方も書く方だが、その事はここでは問わない。

 私が言いたいのはなぜ産経新聞はここまで菅直人を応援するのかである。

 それは勿論小沢に勝たせたくないからだ。

 しかし産経は決して菅直人の政治スタンスを支持しているわけではない。

 それどころか菅の後ろにいて影響力を行使している仙谷ともども、「市民派あがりや左翼崩れに何が出来る」とののしっているほどだ。

 この事は何を意味するのか。

 まず小沢をたたき、倒す。

 そしてそのあと菅、仙谷を叩いて、対米従属派の岡田や前原、野田、玄葉などの民主党にしてしまうということだ。

 ただでさえ傀儡の菅直人だ。もし代表選に勝って総理にしがみつきたいと菅直人が
考えるのなら、今以上に対米従属派の傀儡になって突っ走るしか他にない。

 この事こそ米国の手先に成り下がった大手メディアが目論んでいる事に違いない。

 好き嫌いを超えて国民は小沢一郎に勝たせるほかはない。

                                  了


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08/31号 日米同盟があるかぎり日本は苦しむ事になる
08/30号 小沢政権でなくても日米合意は白紙に戻さざるを得ない
08/29号 仙谷官房長官の政治資金疑惑をスクープした朝日新聞の背後を深読みする
08/28号 潘基文国連事務総長の核廃絶演説の真価が問われるのはこれからだ
08/27号 イラク戦争の検証はこのエピソードひとつで十分だ
08/26号 米国議会で演説できなかった小泉首相
08/26号 イラク開戦を支持した事を一切検証しようとしないこの国の指導者たち
08/25号 国民に嘘をついていた日米核密約調査有識委員会
08/24号 アスベスト問題の次は調査捕鯨問題だ
08/23号 納税者である我々は次期戦闘機購入をめぐる実態に目を向けるべきだ
08/22号 私が菅民主党政権を支持しない理由ー官僚支配を復活させた罪
08/21号 東京新聞の健闘を無駄に終わらせてはいけない
08/21号 いまだに事業仕分けを売り物にする蓮舫議員の愚
08/20号 パキスタンの洪水被害に陸自派遣を決定した菅民主党政権の対米従属ぶり
08/19号 菅民主党政権はアスベスト問題を取り上げなければ偽物だ
08/18号 鎌田慧が見抜いた「欺瞞の平和論」
08/17号 昭和天皇の責任を正面から問うた注目すべき二つの記事
08/16号 「国民に背く事は断じてしない」という尾崎秀美(ほつみ)の言葉
08/15号 安全保障より経済だ
08/14号 円高に無策な菅・仙谷民主党政権とその対米従属ぶり
08/13号 日韓併合100年「首相談話」をあらためて検証する
08/12号 日航ジャンボ機御巣鷹山事故の真相を考える
08/11号 船橋洋一朝日新聞主筆の駐米大使就任の可能性はほぼゼロ
08/11号 相次ぐ自民党大物政治家の醜聞報道と大手メディアの無責任さ
08/10号 舟橋洋一朝日新聞主筆の駐米大使就任はあるのか
08/ 9号 菅民主党政権を追い詰める米国の軍事負担増額圧力
08/ 8号 菅民主党政権のもう一つの外交試練ー日韓併合100年「首相談話」
08/ 7号 鹿児島県阿久根市の動きに注目したい
08/ 6号 核テロをなくすには核兵器なき世界をつくるしかない
08/ 5号 米国の対イラン制裁強化法が日本に及ぼす深刻度
08/ 4号 自民・民主の大連立を願う朝日新聞の社説
08/ 3号 原子力発電所の本当の危険性
08/ 2号 戦争とジャーナリズムについて考える
08/ 1号 ウキリークスの衝撃度


▼2010年7月配信分 ⇒ http://foomii.com/00001/201007
▼2010年6月配信分 ⇒ http://foomii.com/00001/201006

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2010年09月04日

在沖縄海兵隊の数さえつかんでいない希薄な日米同盟関係

   
  

 今度の民主党の代表選挙を無意味な権力争いだと主張する者たちに教えたい。決してそうではないと。

 代表選の論戦を通じ見えないことが見えてくる。

 9月4日の朝日新聞は「在沖縄海兵隊って何人?」という見出しで小沢氏「現実2千人」、外相反論「1万人」、防衛相「4、5千人」という記事を掲載していた。

 すなわち、代表選のテレビ番組で小沢氏が「もう海兵隊の実戦部隊はいらない。アメリカもいらないと思うから引き揚げている。今、現実には2千人しかいない」としゃべったという。

 それに対し、岡田外相がすかさず記者会見で、「事実と違う。今でも約1万人の海兵隊が沖縄にいる」と反論した。

 ところが北沢防衛相は今年2月の講演で「正確にはわからないが今の時点で沖縄の海兵隊は4、5千人だ」と話しているのだ。

 この混迷振りを朝日の記事は茶化して書いている。

 しかし茶化している場合ではない。

 政府の内部でここまで数字が違うのだ。

 しかも首相候補、現職の外相、防衛相という三大責任者の認識がここまで違うのだ。

 沖縄海兵隊の数が違うということはいわゆる「抑止力」に直接関連する深刻な問題である。

 しかし問題はそれにとどまらない。

 思いやり予算をはじめとした在日米軍にかかわる日本の経費負担にも大きく影響してくる。

 日本政府・官僚は我々の血税を米国に差し出しているというのに、ここまで情報不足のままに負担しているのである。とんでもない話である。

 情報不足のまま、いや情報不足だからこそ、米国の要求を丸呑みしてきたのだ。

 これが日米同盟の実態である。国民は怒らなければ嘘だ。

 それが分かっただけでも民主党の代表選挙は大きな意味があったということだ。


                                 了 

                       
 小沢で日本が良くなるかわからないが、菅では間違いなく日本は悪くなる。対米従属が固定化する。

 そう考えるブログの読者は「天木直人のメールマガジン」の読者になって日本の政治を監視していきませんか。

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2010年09月03日

 お詫びと訂正

 9月3日午前中のエントリー記事、「菅直人よりも小沢一郎が総理にふさわしい明らかな理由」の末尾において間違った記載がありましたのでお詫びして訂正します。


 すなわち有料メルマガの案内において、「8月は、以下のテーマで配信しています。定期購読申込と同時に8月1日号からすべて読むことができます。」

 と記載しましたが、9月からの定期購読の申し込みで8月のバックナンバーを読む事はできません。8月配信の記事をお読みいただくにはバックナンバーの購入が必要となります。

 この度は、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
                              天木

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2010年09月01日

小沢一郎の総理誕生を願うーM代議士へ贈る言葉


 小沢一郎側近の代議士Mさんへ


 民主党代表選挙の立候補届け後に行なわれた共同記者会見の模様をはじめから終わりまで注視して見ました。

 小沢氏の完勝でした。

 小沢氏の答弁を聞いて私はあらためて小沢氏の覚悟を実感しました。

 6月17日にあなたに会って話をさせていただいた時は小沢氏が代表選に立候補する事になるかどうか私もあなたもわからなかった。

 小沢氏が立候補を決断した事は勿論彼自身の覚悟があったからでしょうが、その小沢氏を動かした大きな要因のひとつはあなたの情熱と強い働きかけがあったと確信しています。


 まず小沢氏立候補の決断を喜び、その覚悟に敬意を表したいと思います。

 そして今日(9月1日)の共同記者会見における小沢氏の言葉を聞いて、私は政治家小沢は、彼の政治家人生のすべてを最後にこの代表選に託したと思いました。

 そこで語られた小沢氏の言葉に嘘はない。一つ一つかみ締めて語るその言葉に感動を覚えました。

 私は小沢信奉者でもないし、今後小沢氏に取り入ろうという気持ちは寸毫もない自分本位の人間です。

 しかし、小沢氏には勝ってもらいたい、そして総理になって今の日本のシステムを変えてもらいたいと考える一人です。

 翻って、私は多少なりとも菅首相とは面識がある。

 しかし首相になって変わったのか、それが本性であったのか、それはわかりませんが、もはや菅氏にはこれ以上日本を任せてはいけないと強く感じました。

 共同記者会見の菅氏は、自らの政策を語ることなく小沢氏を貶めるが如き言葉を繰り返していた。そんな菅首相に心底失望しました。

 小沢氏には今後も共同記者会見で語った事を語り続け、9月14日の代表選に勝利してもらいたい。

 そして総理になって、思う通りの政策を実現してもらいたい。

 最後に一つだけ注文をつけさせてください。

 私は小沢氏が普天間基地問題について沖縄住民と米国の双方が受け入れられる解決策があり、それを実現していくと語った事の真意を今後見極めて行きたいと思っています。

 小沢氏による普天間基地問題の解決策を見て私の小沢一郎氏に対する最終的評価が定まります。

 願わくば小沢氏には憲法9条の大切さに気づいてもらいたい。

 Mさん、私は小沢氏に、私があなたに手交した「さらば日米同盟」(講談社)の内容に賛同してくれとは言いません。

 しかし、日本の安全保障は、日米同盟から自立し、専守防衛の自衛隊とアジア集団安全保障体制によってこそ最もよくそれが確保できる事、そしてその前提として憲法9条を掲げた平和外交を推し進める他はない事、この事に気づいてもらいたいと思っています。

 小沢氏に今すぐ「さらば日米同盟」を言ってほしいとは求めません。それどころかいたずらに米国を刺激するような言動をすべきではない。

 しかし、最後は日米同盟から決別し、憲法9条を掲げた平和外交が日本を救うのです。

 そしてそれは小沢氏自身を救う事にもなる。

 今後もあらゆる批判、誹謗が小沢一郎という政治家に向けられるでしょう。

 しかし小沢一郎氏が憲法9条を掲げて平和を訴える時、もはや誰も小沢氏を非難することは出来なくなるのです。

 米国もそのような小沢氏を非難できなくなる。

 Mさん、もはや私がこれ以上あなたに近寄る事はありません。

 最後まで気を緩めることなく代表選を勝ち抜いてください。

 
  M代議士へ
                             天木直人
     
  2010年9月1日

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