中国が軟化し始めたと報じるメディアのおろかさ
大手メディアは、今度の中国漁船問題をめぐる一連の報道でなぜこれほどまで
露骨に無策の菅政権を露骨に支援しようとするのだろうか。
既に書いたとおり、今でも世論調査をするメディアはどこにもない。小沢叩き
の時はあれほど世論調査を繰り返して反小沢の世論を煽ったのにである。
今世論調査をすれば日本国民は右も左も菅政権の外交無策に憤っている事がわかるのに。
おまけに悪いのは菅政権ではなく中国だと攻撃対象をそらす。
挙句の果てに中国がレアメタルの輸出解除をしたらしい事を取り上げて、中国は軟化したと書く。
中国は最初からレアメタルの規制などしていないと言っているにもかかわらずにである。
もっとも私はもはやこの中国漁船問題は終わったと思っている。
中国は取るべきものはすべてとった。もはやこんな問題にかかわっている暇は無い。中国にとっては更なる国益追及のためにやるべき外交は山ほどあるのだ。
日本のメディアも中国漁船問題についてもはや書くべき事はなくなりつつある。無策の日本外交をいくら論じてみても、いくら中国の悪口を書いても、むなしいだけだ。
まともに菅政権を追い詰める事のできない野党がいくら国会で集中審議しても
ニュースにならない。
なによりも自分たちの生活に直接関係のない一般国民はもう中国漁船問題など聞き飽きたのだ。
その意味で中国漁船問題の第一幕はメディアの中では終わった。
しかし中国が軟化したと考えるのは大間違いだ。
前原外相が馬鹿な原則論を繰り返し中国を刺激すればたちどころに中国は
更なる強硬姿勢を見せるだろう。
前原、仙谷をそのままにしておく限り、日本国民の関心が薄れてしまう間に、日本の対中外交はどんどんと追い込まれて行く事になる。国益がどうしようもなく失われてしまう事になる。
了
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