Font-size: small medium big

Blog Calendar

サイト内 検索

 


 人気blogランキング(政治)に参加しました、応援お願いします。 人気blogランキング

2010年07月06日

参院選後の小沢一郎の動きに注目したい


 今度の参院選挙は不毛の選挙である。

 注目すべきは参院選挙後である。

 菅民主党政権が勝っても負けても、そしてどのような議席数で勝っても負けても、
参院選後の政局は政界再編に向かって動き出す。

 問題は政界再編の中身だ。

 どのような政界再編が起ころうとも、今のところそれはいわゆる保守政党の間の離合集散でしかない。

 すなわち、経済成長を掲げた増税政策と日米同盟深化の名の下に進められる対米従属政策が、保守連合によって進む。

 大方の国民はそれを消極的に受け入れざる得なくなる。

 最悪の政治状況だ。

 菅直人という政治家が政権を握った最大の罪である。

 しかし考えてみれば、これが戦後65年の日本の政治の行き着く先なのかもしれない。

 果たしてそのようなシナリオを覆す道は残されているのか。

 あるとすれば、そのような保守連立の動きに明確な対立軸を示して立ち上がる指導者が現れるかどうかである。

 しかもその指導者は左翼的な立場からではなく、保守、現実主義的な立場から現れなければならない。

 今の政治家の中でそれができる政治家は小沢一郎しかいない。

 小沢一郎がそういう器量のある政治家かどうか私は知らない。その覚悟が小沢一郎にあるかどうかも知らない。

 しかし、私はそれを勝手に期待する。

 日本の政治が活性化するためには、今の菅直人民主党政権、つまり菅、仙谷、岡田、玄葉、前原、枝野、が進めようとする強者の政治に対抗するもう一つの国民政党が必要だ。

 対立軸は消費税増税反対だけでは不十分である。

 沖縄の声を背にしt日米合意は見直さざるをえないと米国に伝える事できる政治勢力が現れるかどうか。そのような政治指導者が現れるか。政界再編の鍵はここにある。

 私は「さらば日米同盟」を持参して小沢一郎の側近である国会議員を訪れた。

 そして訴えた。小沢一郎に復権の意思があるならば、憲法9条を掲げた対米自立の平和外交を明言しみずから政界再編の先頭に立つほかはない、と。

 思えば図々しい事を言ったものだ。小沢側近の政治家はそんな私の面談を受け入れ、話を聞いてくれたものだ。

 果たしてそのメッセージは小沢一郎に伝わるのだろうか。

 伝わったとして、小沢一郎がそれに反応を示すのか。

 それはもちろんわからない。おそらくそうならないだろう。

 しかし、日本の政治が活性化するのはそれしかない。

 何よりも小沢一郎という政治家が復権を望むのならそれしかない。

 権力闘争や私怨のための復権では話にならない。国民の理解は得られない。

 沖縄県民を、そして日本国民を、米国の軍事占領から解放する。それを訴え、
自らその先頭立つとき初めて、政治家小沢一郎の復権の大義名分が成り立つ。

 そのような政界再編が起こらない限り、私は、参院選はおろかその後の日本の政治に期待も興味も持てないのである。

                       了 


 ≪「天木直人メールマガジン」の購読の手続き・お問い合わせはこちらから≫」

            http://foomii.com/00001/


  過去一週間の配信テーマは以下の通りです。


  だまされて終わる普天間問題

  選挙で国政が留守になっている時に官僚が暴走している

 日本が対米従属である証拠をついに見つけた

 日本語の正文が作成されなかった日米共同声明

  聞け!エルドリアン首相の魂の叫びを                                                                               


  出版記念会のお知らせ

「さらば日米同盟」の出版記念講演を、政治評論家の森田実さんの
ご参加を得て以下のとおり行ないます。

日時 8月8日(日)
   午後一時開演

場所 赤坂区民センター大ホール
   港区赤坂4-18-13
   地下鉄銀座線
丸の内線 赤坂見附駅 A出口徒歩10分
   大江戸線・半蔵門線 青山一丁目駅4番出口徒歩10分

参加 無料

(連絡先:090-2415-7617 u12u9ℓo6@image.ocn.ne.jp 春田)

                                                     


  

Copyright ©2005-2010 www.amakiblog.com
人気blogランキング

2010年06月30日

 すべては曖昧なまま重要な政策決定がなされてきた

 
━━━▽新メルマガ配信システム「foomii(フーミー)」からのお知らせ▽━━━

『天木直人のメールマガジン』の配信システムが7月1日から変更されます。継続して
購読をご希望の方は、お手数ですが改めて読者登録の手続きをお願いいたします。

       ≪購読の手続き・お問い合わせはこちらから≫
            http://foomii.com/00001/

━━△7月から、購読料が月額525円から月額500円になります!△ ━━━


□■□■  【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】
■□■
□■    天木直人のメールマガジン 2010年6月30日発行 第226号
■    
    ─────────────────────────────
 
     すべては曖昧なまま重要な政策決定がなされてきた

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


  本メルマガをもって1年半にわたってマグマグ社から毎日配信し続けて来ました
「天木直人のメールマガジン」を終了する事にします。読者の皆様にはこれまでのご購読を心より感謝します。
 一日も欠かすことなく書き続けられた幸運に感謝する一方で正直言ってくたびれる事もありました。
 いつ止めてもいいと思い始めて書いていた時に、1年半前に私をメルマガに誘ってくれた若者がインターネット配信会社を企業する事をしりました。
 先の見通せない困難な世の中に自力で挑戦するその心意気に打たれ、彼とともに私ももう一度初心に戻って自らを鼓舞しようと思いました。
 7月1日からはマグマグ社からフーミー社に替わって配信します。

 「天木直人のメールマガジン」という名前も、書く内容も、同じ人間が書くわけですから今までどおりです。
 しかし、今度書くことを止めようと思った時は、私が世間に向かって発信する事を止める時です。その覚悟を決めて書き続けられる限り書いていきます。

 私がメルマガを書き続ける原点は、我々一般国民は世の中の真実を十分に知らされていない、それをいい事に強い者が弱い者を食い物にしている、その世の中の矛盾と不正義から目をそらさず、非力でもあきらめずに毎日を力強く生きていく、悪は必ず滅びる、正義は勝つ、という信念です。

 同じ思いを持つ読者は、私とともに、何が正しいのか、真実に少しでも近づくように、考えながら毎日を生きていきましょう。私が書くことを止めるまでしばしおつきあい下さい。                                                

 そして、このメルマガの最終回も、知ることの重要性をテーマに書いてみました。

 天木直人のメルマガ 最終回


 すべては曖昧なまま重要な政策決定がなされてきた


 今度の消費税増税の是非論もそうだ。鳩山前首相の抑止力の重要性に気づいたという発言もそうだ。少し前には小泉元首相の郵政改革で国民の信を問う、というのもあった。

 彼らは本当に物事がわかってそう言っているのか。突き詰めた議論の末にそのような政策決定を行なっているのか。

 そして我々国民はそれらの議論を十分に理解し、納得した上でその政策の是非を判断しているのか。

 決してそうではない。

 「やっぱりムードに流されることなく論理的に納得したい」

 そう言って作家の鴻上尚史(こうかみしょうじ)が週間スパ7月6日号にいいことを書いていた。

 彼はまずポツダム宣言を受け入れるかどうかの決め手となった国体維持という問題について、国体とは何かについて指導者たちの間で意見がバラバラであったという歴史的事実を次のようにわかりやすく書く。

 読者の皆さんはこんなふざけた事が当時の指導者の間で行なわれていた事を知っていただろうか。そして今も同じような事が繰り返されているのだ。

・・・戦後、歴史家が明らかにしてくれたことですが、ポツダム宣言を受け入れるかどうか会議を続けていた時、「(ポツダム宣言を)受諾したら国体は護持できるのか?」という議論がえんえんと続いていたという冗談のような事実がありました。
(それまで)ずっとスローガンのように「国体護持!」と(皆が)叫んでいたのですが、「天皇の権限をどこまで制限されたら国体は危機に瀕するのか?」という議論(をきっかけに、そこ)から、「つまり、国体とはなにか?」というテーマがあぶりだされて来たのです。
 で、政治家も軍人も、はたと困惑したと言います。
 つまりは、ムードから、リアルな検証に入った時、じつは一回もそういうこと(検証)をしてなかったと人々は気づいたのです。
 そして、えんえんと議論している時間に、特攻隊は出撃し、何万人という兵士と民間人が死んだのです・・・

 ついでに言えば、その間に広島、長崎に原爆も落とされる羽目になったのだ。もはや勝ち目はなかった事を当時の指導者はみな知っていた。潔くポツダム宣言を受け入れていたら国民の犠牲は少しは食い止められたのだ。

 そして鴻上氏は、普天間問題を例にとり、「僕はもう、ムードではなく論理的に納得したいのですね」、と言って次のような問題提起をしている。

 
 ・・・太平洋および極東アジアの平和を守るために、沖縄に米軍海兵隊を置くことが「抑止力」としてどのように有効なのか。

 社民党は「沖縄の海を汚すなというが、ならばサイパンやテニアンの海は汚していいのか。

 そうではなく、社民党の論法としては「沖縄に米軍を置くことは、抑止力とは何の関係もない」と言うことを証明する必要があったのではないか。

 逆に、もし抑止力として日本に米軍海兵隊が必要ということが本当なら、国外移設を叫ぶ事は無責任ということになる。

 世界に駐留する米軍海兵隊の99%が日本にある。しかも在日米軍の駐留経費の75%を思いやり予算で負担している。ドイツの30%と比べても多すぎる。

 つまりアメリカは世界のどこの国よりも日本に海兵隊を置いたほうが経済的に好都合だ、それが日本に海兵隊の基地を置き続けたいというのが米国の本音だ。

 こういう専門家の解説もある。それは本当か。本当ならばこんな馬鹿らしいことはない。

 一体どれが本当なのか。徹底的に「抑止力」に納得しないと、あまりにも沖縄に申し訳ないと思う・・・


 どうだろう。この鴻上氏の問題提起はその通りではないか。そしてそれはすべての重要な政策について言えるのだ。

 「抑止力」の真偽については、鳩山前首相は「わかった」とあっさり言って終わりにした。しかしいまだに誰も納得していない。本当のことはわからない。それどころか意見が真っ二つに分かれている。

 もっと言えば「いまでも日米同盟は必要なのか、日米同盟を深化させることは本当に日本の為なのか」という根本的な問いに対し、議論を深めるいい機会だといいながら、誰も議論をしようとしない。

 みな議論を避けている。逃げている。それでいて政策がどんどんと既成事実化していく。

 そんな世の中の欺瞞に挑戦状を突きつけるつもりで書いた「さらば日米同盟」(講談社)であるが、まるで黙殺されているかのようだ。

 しかし、私は心配していない。そのうち嫌でも日本国民は日米同盟の是非を議論せざるを得なくなる時がくる。

 逃げようとしても逃げる事はできない。

「さらば日米同盟」が争点になる時が必ず来る。
 
                                                                      完 

                                                

 以下の通りご案内します。

1. 講演会

日時 6月30日(水) 午後7時─8時半
場所 県市町村自治会館
   鹿児島市鴨池新町7-4
演題 民主党政権の対米外交を斬るーさらば日米同盟
参加無料、誰でも参加可
申し込み先
 鹿児島県保険医協会 電話 090-254-8662
           メール kahokyou@yahoo.co.jp

2.「さらば日米同盟」サイン会

  日時 7月1日(木) 午後5時─6時
  場所 ジュンク堂書店鹿児島店
     鹿児島市呉服町6-5
     マルヤガーディンズ5・6階
     電話 099-216-8838

3.講談社G2ウェブサイトにおいて「さらば日米同盟」出版についての
インタビュー記事が配信されています。
 G2ウェブサイトへのアクセスは次の通りです。
 http://g2.kodansha.co.jp/


 


Copyright ©2005-2010 www.amakiblog.com
人気blogランキング