志位和夫日本共産党、福島瑞穂社民党への公開質問状
今度の参院選挙ほど対立軸が不明な選挙はない。
まず、何といっても消費税増税をめぐる菅直人民主党首相の突如とした大連立提案である。
本来ならば野党第一党はそれに反対して国民に選択を迫るべきところを、消費税増税は自分たちが言い出したものだ、としか言えない谷垣自民党。
これでは国民はどちらに政権を取らせたらいいかわからない。どっちが政権をとっても消費税増税になる。
日本共産党や社民党や国民新党がいくら消費税反対を唱えても、彼らが政権を取る事はない。彼らに政権を任せる気は日本国民にはない。
もう一つの不可解な事は普天間基地の沖縄県への押しつけ問題だ。
日本国民の声を米国政府に伝える、それは日本の総理として、いや政治家として、当たり前の事だろう。
ましてや、過度の負担を沖縄県民に押しつけてきた事を日本の総理が全国民を代表してお詫びしているくらいである。
ところが、その菅直人総理は23日の沖縄戦没者追悼式での挨拶で、お詫びをする一方で沖縄県民に感謝している。引き続き押しつけるのでよろしくと言うことだ。
そんなふざけた感謝の仕方があるか。
それを菅直人民主党政権を、民主党から政権を奪い返さなくてはならない自民党も、菅民主党を批判して乱立する様々な新党も、まったく非難しない。
みな日本国民より米国政府の機嫌を取る対米従属政党なのだ。
もはや沖縄県民のために声をあげる政党は日本共産党と社民党しかいない。
そして日本共産党も社民党も、沖縄県民のために米軍基地を県外、国外に移転させろと堂々と訴えている。
沖縄の声を米国に伝えて、ドサクサにまぎれて鳩山首相が受け入れた日米合意を再交渉しろと主張している。
実際のところ日本共産党も社民党も沖縄問題では立場はまったく同じだ。
これほど菅直人民主党政権との対立軸が明確なものはない。
それなのになぜ日本共産党と社民党は、沖縄選挙区でそれぞれ候補者を立てて足の引っ張り合いを行なうのか。
なぜ日本国民を戸惑わせるのか。
沖縄県民よりも米国政府の意向を優先して沖縄に過度の負担を強いてきた張本人は歴代の自民党政権だ。
その自民党政権があつかましくも候補者を立てて沖縄に基地を作らせないなどと叫んでいる。
全国に候補者を立てながら沖縄選挙区だけは民主党は候補者を立てられない。それは鳩山、菅首相の対米従属に怒った沖縄県民に合わす顔がないからだ。どんな候補者を出しても当選させる自信はないからだ。不戦敗である。
いまこそ日本共産党と社民党が協力して統一候補者を出せば当選確実である。
それなのに別々に候補者を立て沖縄県民の票の奪い合いをしている。
こんな馬鹿げた事があるというのか。
何故だ。志位日本共産党と福島社民党に聞きたい。
この期に及んでも、なぜ一致、協力できないのか。
どっちが悪いのか。どっちがかたくなに協力を拒んでいるのか。
志位日本共産党も福島社民党も、沖縄県民の願いより党利・党略のほうが大切だとでもいうのか。
そんな事をやっているから何時までたっても日本国民の平和の思いが報われないのである。
あらためて志位日本共産党と福島社民党に聞く。なぜ統一候補を立てられないのか。
沖縄で譲って、他の選挙区で譲ってもらう、そのような話し合いを行なおうとしないのか。できないのか。
完
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