鳩山首相の罪と福島社民党の大罪
以下本日の「天木直人メールマガジン」から引用する
引用開始
これから参院選までの気が遠くなるほど長い一ヶ月あまりの日々において、毎日のように
メディアは鳩山・小沢民主党たたきを繰り返す事だろう。
耐え難いほどの愚劣な日本の政治だ。
その政治をネタにして安易な番組づくりに走るメディアの喜ぶ顔が目に浮かぶ。
鳩山首相の何が一番罪深いか。
それはもちろん普天間基地問題をめぐる迷走の果ての対米従属である。
しかし、いまや鳩山首相の本当の罪は、出番がなくなったはずの有象無象の旧勢力を勢いづかせた事だ。
だからと言って彼らに復権の余地はない。
だからこそ、ここぞとばかりに旧勢力は鳩山民主党政権批判を繰り返し、溜飲を下げるのだ。
これは国民不在の壮大な茶番だ。
5月30日の読売新聞の栃木県版に、県内の商店街の9割が5年前と比べて「衰退している」と感じている、という実態調査結果が報じられていた。おそらく全国の地方も同じ状況だろう。
景気回復も財政破綻問題も格差問題も年金問題も口蹄疫問題も、何もかも、もはや政治や行政は無策である。
政局に明け暮れている暇はないのに、その政局を更に混乱させてしまった。その鳩山首相の責任は重い。
しかし、福島社民党の罪はもっと大きい。
猫も杓子も鳩山首相の罪をあげつらう一方で、普天間基地問題で筋を通して女を上げたと福島社民党党首を持ち上げる向きがある。
とんでもない。見当違いも甚だしい。
鳩山民主党政権の足を最後まで引っ張り続けたのは社民党であった。
社民党が本当に沖縄県民の事を思い、平和憲法を尊重する政党であったならば、「対等な日米同盟重視」を標榜する民主党との連立政権など最初から組めるはずはなかった。
権力欲しさに連立政権を組んで閣僚におさまったのだ。
そうである以上、日米同盟を優先させた鳩山首相の決断を尊重し、鳩山民主党政権と政治生命をともにすべきだった。
さもなければ、鳩山民主党政権が沖縄県民切り捨てることがあきらかになった5月4日の時点で、潔く連立離脱を宣言し、沖縄県民の先頭に立って鳩山民主党政権の辺野古回帰に断固反対して戦うべきであった。
沖縄県民とともにあると豪語するのであればなおさらだ。
罷免と言う選択を迫って鳩山首相を窮地に追い込みながら、筋を通したと選挙対策のために自己宣伝するなどとはあまりにもおこがましい。
みのもんたなどのテレビ政治番組の常連となり、いままたテレビに出まくって、鳩山攻撃の旧勢力におだて挙げられ、鳩山民主党攻撃に利用される。そんな福島社民党は大罪をおかしている。
見ているがいい。社民党は辻元あたりを閣内に残していまだに民主党との選挙協力に未練がましくするだろう。
日米同盟に反対する私のような国民を最も愚弄する政党である。
今度の選挙で消滅すべき政党である。
引用終わり
