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2010年03月02日

福島社民党党首に助言する


 
 3月2日の新聞で知った。

 福島社民党党首が3月1日の衆院予算委員会で「(社民党は)自衛隊の違憲、合憲については結論を出していない」と答弁したという。


 周知のように社民党の前身である社会党は村山富一委員長の時に自民党に担ぎ出されて連立政権の首相となり、それまでの非武装中立政策をかなぐり捨てて日米安保体制を容認した。

 それに失望した護憲派の国民は社会党を離れ、そこから社会党の衰退がはじまり、民主党、社民党、新社会党に分裂した。

 その社民党が今また民主党と連立政権を組んで日米同盟を重視する民主党との安全保障政策の違いで苦悶している。

 私はいまや最強の平和主義者、日米同盟反対論者である。

 そんな私から見れば、日本の今の政治の中から、日本共産党というイデオロギー政党を除いて日米同盟に反対する政党がなくなった事が残念でならない。

 それどころか政界再編の動きを見せるすべての政治家たちが、すべて日米同盟重視であることに危機感すら覚える。

 なぜ護憲派側からの政界再編の動きが出てこないのか。

 自民も、民主も分裂含みの政界再編の混乱の中で、いまこそ福島社民党党首は社民党を解党し、憲法9条を大切にする国民の受け皿になる平和新党、憲法9条新党を立ち上げるべきだ。

 それが出来なければせめて国会答弁で気の利いた言葉で切り返してもらいたい。

 「自衛隊が合憲か違憲か」などという愚問は次のように一蹴すればいいのだ。

 「今の自衛隊は違憲状態にある」と。

 米国の侵略戦争に加担している今の自衛隊の現状は誰が見ても違憲だ。

 名古屋高裁もバクダッドでの米軍後方支援活動は違憲であると判決を下した。

 社民党は平和についてもっと攻撃的になるべきだ。

 すべてが日米同盟礼賛になってしまった今の政治状況の中で、社民党の存在価値を示す事ができるのはそれしかない。

                               完

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