もう一つの密約ー諸悪の根源である日米地位協定
以下は今日2月23日に配信した「天木直人メールマガジン」である。
一人でも多くの読者に読んでもらいたいと思ってブログ紹介する。
以下引用
今日のメルマガでは、長崎知事選と町田市長選挙で民主党候補が自公候補に負けた
事を書いて発信する予定でいた。
鳩山首相は政治とカネで負けたと言っていたが、そうではない。
鳩山民主党の5ヶ月の政策の迷走が国民の期待を裏切ったからだ。
国民の心が民主党から離れたのだ。
それを謙虚に受け止め、初心にもどって革命政権に徹しろ、と。
ところが、今日発売のサンデー毎日3月7日号に、「日米地位協定という『密約』」という渾身のレポートを見つけたので、急遽その事について書く。
吉田敏浩というジャーナリストが最高裁の極秘資料を大学図書館で見つけ教えてくれた。
少しでも日米戦後史を調べたことのある人なら気づくはずだ。
サンフランシスコ講和条約で書けなかった事を日米安保条約で書き、
日米安保条約で書けない事を日米地位協定で書く。
そしてその日米地位協定の解釈(運用)を、さらに密約で合意して国民に隠す。
これが戦後の日米関係なのである。
密約の核心は、米軍人の犯罪で蹂躙されてきた日本国民の人権・命が、この国の政府
(自民党政権、外務省、最高裁判所)の手によって切り捨てられてきた事実だ。
これ以上のことをここで書く余裕はない。ジャーナリスト吉田敏浩氏に敬意を表して
サンデー毎日を読んでいただきたい。
かつて私が読んだ梅林宏道NPO法人ピースデポ代表の著書「在日米軍」(岩波新書)の中にこういうくだりがある。
「・・・このような『法の支配』という理念そのものを平然と愚弄するような国においては、市民の倫理観は朽ち果て、国は亡びていくであろう・・・」
この言葉は、憲法9条の拡大解釈を繰り返して、この日本をここまで米国の戦争に従属させていったこの国の指導者たちを厳しく糾弾した言葉だ。
それを知っていながら口をぬぐってきたこの国の現実主義者たちを批判した言葉だ。
今、まさしくジャーナリスト吉田敏浩氏はそれを国民に問うている。
この闇を情報公開すれば国民は日米関係の現実を知ることになる。
この闇を情報公開しなければ鳩山・岡田民主党の国民主権政治は嘘ということになる。
この闇を小沢一郎が情報公開できなければ、小沢の唱える対等な日米関係は偽物ということだ。
引用終わり
