今年一番感動した文章
年末が押し迫ってきた。たまにはこういうブログもいいだろう。
政治的なブログばかり書いている私であるが、本当は政治ブログなど生きていくうえではどうでもいい事だと思っている。
政治が、政治家が、あまりにもつまらない事をやっているから書かざるを得ないだけだ。
世の中が正しく動いていれば、政治や政治家など要らない。
そこで今回は政治とはまったく関係ない話を書く。
娘から、これ読んでみたら、と手渡された。
それはメス犬「マリモ」と主人公の女の子の会話を綴った絵本である。
女の子はよびかける。
ねえ、マリモ。どうしてなの?あなたはわたしよりあとに生まれたのに、
わたしよりさきにとしをとるの?と。
どうしてわたしよりさきにおかあさんになるの?
どうしてわたしよりさきにおばあさんになるの?と。
そして女の子は続ける
どうしてわたしより・・・
ねえ、どうして?
犬小屋に首輪だけが残っている挿絵とともに、その女の子の
次のような言葉が並ぶ
どうして犬なんか飼ったんだろう。
犬なんか飼わなければよかった。
そしてその後からの展開が感動的なのだ。
「マリモ」が女の子に語りかけてくるのだ。
ねえ、みかちゃん
そんなに悲しまないで
私はとってもしあわせだったから
みかちゃんがくれたごはんおいしかったよ
毎日お散歩してくれてうれしかったよ
私がこどもをうんだときとってもよろこんでくれたよね
そしてその後の「マリモ」の言葉を詠んだとき、
私は涙がとまらなかった。
今年一番感動した瞬間だった。
わたしはみかちゃんとおしゃべりできないけど、
もしもひとこと話せたらこう言うの
「愛してくれてありがとう」
この文章を書いたのは男性である。
私の長男と同い年のコピーライターである。
世の中こういう人ばかりだと政治はいらないだろうなあ、と思う。
鳩山も小沢も亀井も谷垣も、民主党も自民党も、日米同盟も子育て手当ても
天下りも・・・そんな事はどうでもよくなってくる。
そんなことで権力の奪い合いをしている事はばかげたことだ。
そんな政治につき合って政治ブログを書いている自分はもっとばかげている。
今晩は、この感動に乾杯して、犬三匹と布団をかぶって寝る事にしようと思う。
