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2009年12月14日

第一ラウンドは鳩山首相の勝ち

 

 国民新党の下地という政治家が米国を訪れたかと思ったら、キャンベル国務次官補ごとき官僚に、18日までに日本政府は普天間基地受け入れの可否を決めろ、と迫られたという。

 そんな話を、下地議員は真っ先にメディアに得意げに話し、メディアがそれに飛びついて大きく流した。

 下地議員は一体何しに米国にいったのか。まるで脅かされるために行ったようなものだ。

 そう思ってこのニュースを聞いていたら、鳩山首相の反応を知って驚いた。

 そんな話は米国政府から聞いていない、米国政府に説明を求める、その際にあわせて
結論は急がないと米国に伝える、と語ったのだ。

 下地議員のつたない外交が鳩山首相の本心に火をつけたとしたら、怪我の巧妙だ。年内結論を執拗に迫る米国に対し、鳩山首相が反転・攻勢に出たと言う事だ。

 それに対する米国の激しい反発は見られない。

 それどころか、米国主要紙は、日本はアジアの最重要国で、オバマ大統領は(日米同盟という)大局を見失ってはいけない、などと自制を促している。

 普天間問題の越年はこれで決まりだ。第一ラウンドは鳩山首相の勝ちである。

 果たして日米同盟をめぐるせめぎあいの第二ラウンドはどのように進展していくのだろう。

 目が離せない。

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