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2009年12月09日

小沢幹事長は何を考えているのか


 鳩山首相がこれほど窮地に立っているのになぜ小沢幹事長は動かないのか。

 そういう質問を受けることがある。

 まったくわからない。それが正直な答えだ。

 今日の報道を見るとあす10日から143人もの国会議員を引き連れて中国と韓国を
訪問すると報じられている。

 鳩山献金疑惑問題はともかくとして、鳩山政権を揺るがすかくも大きな政策問題を前にして、なぜ小沢幹事長は動こうとしないのか。

 その中で特に私が最大の関心を持つのが小沢幹事長の日米同盟観である。

 小沢幹事長には発売中の月刊誌エル・ネオス12月号の次の言葉をぜひ読んでもらいたい。

 元駐日米国大使館広報文化交流部の翻訳・メディア分析課長ウイリアム・L・ブルックスなる人物が、元木昌彦編集長の質問に次のように答えている。


以下引用

 (彼は今なにを考えていると思いますか)

 小沢一郎さんですか?謎の人物ですね(笑)。私にも本当にわからない面が多い。

 (アメリカとの関係は、もともと良かったんでしょう?)

 前はすごく良かったですね。アメリカ大使館との関係が非常に強かったのです。いろいろな
日米問題を静かに解決したのは、当時、自民党幹事長だった小沢さんでしたから。
 でもその後の彼の発言と行動は一貫していないので、彼が今、アメリカに対して何を考えている
のかは、はっきりわかりません。
 ですから、接触したいのですが、残念ながら彼は幻のようで、つかまりにくい(笑)。

 (今はアメリカ大使館筋とあまりパイプはないのですか)

 もうないですね。以前の彼とのパイプ役の人たちはもうリタイヤして、
政府にいないのですよ。

 (小沢さんは「日本改造計画」の中でも、アメリカとの対等な関係を強調してましたね)

 「対等な関係」は新しい言葉ではないですよ。 それはどんな政治家もそうしたいと考えることです。
でも、実際、日米同盟は対等ではない。日本をアメリカが守る代わりに、日本は基地を提供する・・・
 日本は憲法があるから、アメリカに依存しているのです。もし本当に対等な同盟になりたければ、
憲法を改正しなければできません。
                                                                   引用終わり


 小沢幹事長がこの言葉を聞いたら、私の持論に理解を示すに違いない。

 「対等な日米同盟」をマニフェストに謳っている限り米国と対等にはなれない。

 米国との対等な関係を実現するためには、米国との軍事同盟関係から決別する
ことだ。

 目指すべきは自主、自立した平和外交の確立である。

 軍事協力抜きの日米友好協力関係の構築である。

        _


 

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