ブッシュは本当に始球式に来るのか
10月19日のこのブログで、私はブッシュ前米国大統領が日本シリーズの始球式に来るという情報がある事について書いた。
TBSの関係者が私の携帯電話にコメントを求めて来たのだ。仕掛け人はプロ野球コミッショナーに天下った前駐米大使の加藤良三氏であるという。小泉元首相も参加して旧交を温めるという。
このことについて何か知っているかと。
もちろん私は何も知らない。
そもそもそんな事が本当にありうるのだろうか。
ブッシュ大統領は世界を混乱に陥れ、追われるようにして米国の大統領を退いた人間だ。
小泉元首相の5年半の対米従属、いや、対ブッシュ従属政治が、日本をここまで困窮に陥れ、その結果自民党が国民から見放された。
米国も日本も、国民はチェンジを期待し、今その負の遺産と必死に戦っている最中だ。
そんな時に、悪の張本人二人が、プロ野球の始球式をやっている場合か。
それが世界に発信された時、日本は世界の笑い物になるだろう。
本当にブッシュは日本に来るのか。
そう思っていたら、共同通信がワシントン発としてそれを報じた。
ブッシュが11月3、4日の両日日本を訪れ、小泉元首相との再会を調整している事が30日わかった、と。
これを栃木県の地方紙である下野新聞が配信していた。
この共同通信の記事を掲載した地方紙は、おそらく他にもあるに違いない。
しかしそれを報じる大手の全国紙は、私が目をこらして探してみたが皆無である。
11月1日も2日も、それを報じる新聞はない。
これは奇妙な事だ。
共同通信の記事は未確認情報だから掲載しないのか。
それとも、世論の反発を懸念して、敢えて掲載を控えるという配慮が働いたのか。
いずれにしても11月3日は明日である。明日のは明らかになる。
共同通信の記事によれば、民間団体の招待で東京で講演や野球観戦が計画されているという。
いくら何でも実際にブッシュが訪日し、講演や野球観戦をすれば、そして小泉元首相が旧交を温めるような事になれば、あらゆるメディアはそれを取り上げるだろう。
私はそれを楽しみにしている。
どのような民間団体が今頃ブッシュを日本に招待したのか。
どのような講演をブッシュにさせるつもりなのか。
その目的は一体何なのか。
なによりも一体誰が、今頃になってブッシュの話を聞きに行くのか。
日本の世論はそれをどう受け止めるだろうか。
評論家やコメンテーターはそれをどう解説して見せるのだろうか。
それらの事をぜひとも知りたいと思っている。
今日の「天木直人のメルマガ」では次のテーマについて書いています。
「鳩山首相にとって普天間基地移設問題よりはるかに深刻な問題は、非核三原則を堅持するか変更するかである」
