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2009年09月24日

 ごみ箱で尽きた命

     

 こういうことも私はメルマガで書いています。

 以下引用


   ごみ箱で尽きた命

 
 9月23日の東京新聞に佐藤大という名の記者が、一つの事件について、「現場考」という囲み記事で
書いていた。

 その事件は、昨年12月、東京都練馬区のマンションで、二歳半の男の子が両親に虐待された末に殺された
事件である。

 最近とみに目につく悲しい事件だ。

 私がその記事に胸を打たれたのは佐藤記者の筆力である。

 姉二人に次いで初めての男の子。予定より二カ月ほど早く生まれ、「優しい衣を着てるみたい」というイメージ
から母親は「優衣」と名付け、可愛がって育てる。

 その母親が、同年代の子に比べ成長が遅かった現実を前に、愛情を焦燥感に変化させ、イライラを優衣ちゃんに
ぶつけるようになったという。後はお決まりの虐待とその行きつく先の悲劇である。

 それを伊藤記者は次のように書いていた。

 「なかなか寝つかない優衣ちゃんに腹を立てた両親は、優衣ちゃんを高さ80センチのプラスチック製のごみ箱に
入れ、スライド式のふたを閉めた。さらにポリ袋をかぶせた上にゴムをかけ、外れないようにした。
 ごみ箱の中で、もがき苦しんでいた優衣ちゃんの声はやがて、やんだ。両親が、ようやくふたを開けたのは半日後。
優衣ちゃんは少量のごみにまみれ、既に息絶えていた・・・」

 伊藤記者は続ける。

 「・・・通報で駆け付けた消防隊員や捜査員に『自分でごみ箱に入った。気づいたら死んでいた』と説明していた
両親は、逮捕後は一転して『しつけのつもだった』と容疑認めているという。
 一家が住むマンションでは、ベランダで泣く優衣ちゃんの姿が住民に目撃されていたという。
  練馬区は『虐待の通報はなく、把握していなかった』としている・・・」

 佐藤記者は、両親が悪い、それを見過ごした住民や行政が悪い、などと声高に非難はしない。
救う手立てはなかったのか、とマンションのベランダを見上げて、体を震わせて一人で泣いていた優衣ちゃん
を思うのだ。

 彼は核。実の親から虐待を受け、行政や地域から手を差し伸べられることなく、失われた幼い命。

「ごみ箱の中で尽きた命」

 この言葉が、我々すべてを糾弾しているような気がする。

 いつから日本はこんな国になったか。その責任はどこにあるのか、と。

                           
                                          引用終わり

 
 そのほかにもメルマガでは鳩山首相訪米の陰に隠れたさまざまな動きについて
独断と偏見で書いています。

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