我々はあまりにも官僚を甘やかしてしまった
ここにきて各政党がそのマニフェストに公務員の天下り廃止をそろって打ち出した。
さすがにそれを見て、これまで高をくくっていた霞が関の官僚も動揺し始めたらしい。
その事を8月20日の毎日新聞が書いていた。
しかし、その毎日新聞の記事は、官僚の言葉を巧みに引用しながら、天下り廃止を本気で打ち出せば明治以来の官僚組織が成り立たなくなる、とこう書いている。
出世競争からはずれた同期が退職することで、年功序列の組織が円滑に管理されてきた。(早期)退職した職員の就職先として天下りが欠かせない、と。
次官の同期が省内に何人もいる職場環境など想像もつかない。年功序列が崩れて仕事にならないのでは、と。
驚くべき意識のズレだ。
むき出しの特権意識だ。
民間サラリーマンの世界ではとうの昔に年功序列はなくなっている。
どんなに屈辱的でも後輩の上司の下で歯を食いしばって仕事をしている。
そうしなければ生きていけないからだ。
その悔しさを逆なでするような官僚の身勝手な発言が、大手新聞に堂々と掲載される。
どうやら我々は官僚をあまりにも甘やかしすぎたようだ。
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