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2009年07月27日

米国の威を借りて民主党つぶしを図ったテレビ東京


 最近の政治報道は、どれもこれも民主党の圧勝を報じるものばかりだ。

 それが、不承不承ながらも真実であるから伝えざるをえないからなのか、それとも勝ち馬に乗るに敏なメディアの、「自民党から民主党への鞍替え宣言」であるのか、わからない。

 しかし、理由はどうであれ、もはや総選挙の結果は民主党の圧勝という流れが決まったかのようだ。

 いったんその流れが加速すると、もう止まらない。

 それを見事に証明したのが7月26日の産経新聞における阿比留瑠比という名の政治部記者の次のごとき論説である。

 「求心力も存在理由も見失った自民党は四分五裂し、政権の再奪取など手の届かない小政党になるか、雲散霧消してしまう」、と嘆き、「気がつけば国会に巨大な民主党と少数政党しか残らなかったという事態も十分予想される」、と憂える。

 これは、「だから民主党に勝たせすぎてはいけない」という、手のいい民主党おろしである事は見え透いているが、やはりそこには本音も現れているに違いない。

 しかし、民主党にとっての死角は、実は一つだけある。そして、民主党の対応如何ではそれが致命傷になる可能性がある。

 それが民主党の対米外交政策である。

 実際のところこれから選挙戦が本格的になると、自公政権はそこばかりを突いてくるだろう。

 そして、それに見事に加担したと思われるのが27日早朝のテレビ東京であった。

 平日の毎朝5時45分ごろから始まる経済ニュース番組にモーン二ングサテライトというのがある。米国発の金融、経済ニュースを朝一番に伝える番組だ。

 27日のその番組で6時すぎごろから、日本を食い物にしているおなじみのマイケル・グリーンがインタビュー出演していた。

 そして「民主党が政権をとったらオバマ大統領は日本を見捨てるかもしれない」などとやっていた。

 これは飛んでもない発言だ。このような発言を流すテレビ東京はとんでもない選挙妨害をやったことになる。

 テレビ東京が意図的にそうしたのかはわからない。マイケル・グリーンがオバマ政権の意向を汲んで工作したのかどうかはわからない。

  しかし、理由はどうであれ、「民主党政権になったらオバマ政権は日本を見捨てるかもしれない」という発言が、テレビを通じて全国に流された事自体が大問題なのだ。

 それが独り歩きをし、何も知らない国民は、「やっぱり民主党では危ない」、「米国に逆らうような政策をとる政党に政権は任せられない」となるのだ。

 このテレビ東京の番組を黙って見過ごすようでは、民主党は政権を狙う資格はない。

 ただちにテレビ東京の番組録画を取り寄せて見てみる事だ。その上で、テレビ東京に抗議を申し入れるべきだ。

 その一方で民主党は、ただちに米国政府に紹介してマイケル・グリーンの発言の真意を確かめるべきだ。

 オバマ大統領の名代であるルース新駐日大使は23日の米上院外交委員会の議会証言で、「どんな政権になっても日米関係を維持する」と述べたばかりだ。

 「どちらが本当なのか」、と、国民の目の前で確認すべきだ。

そして、ここが一番重要なところであるが、もしマイケル・グリーンの言うように、日本が不要だというのなら、民主党は国民のまえで、米国にこう公言すればいいのだ・・・

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 「対米従属外交の原点ー吉田茂と昭和天皇の二重外交」
 「選挙まで官僚に支配されている日本という国」


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