都議会選挙の民主党大勝利とあるべき今後の政治の姿
これから総選挙までは、ニュースは政局ばかりになる。それに付き合うのが私の趣旨ではない。
だからその前に、今度の都議会選挙における民主党の大勝利と、やがて始まる政治の混乱について、私が考える基本的見方について一言書いておく。
選挙に直接利害関係を持つ者が選挙に必死になるのはわかる。しかし選挙に直接の利害関係を持たない一般国民までが政治ニュースに明け暮れるのは健全ではない。正しくない。
どの政党が、どの政治家が、勝とうとも、それが一般国民にとって正しい政策を行ってくれてはじめて意味があるのだ。そうでなければ我々には何のメリットもない。
勝った政党や、当選した政治家が喜ぶのは、権力や厚遇を手に入れる事ができるから喜ぶのだ。組織を強化できるから喜ぶのだ。そしてその選挙に関与した人たちだけが喜ぶのだ。
一般国民にとっては何の関係もない。我々はまずこの認識を持たなければならない。
そう前置きをした上で、私は今度の民主党の勝利を歓迎する。そしてその後の政局の希望的観測を述べる。
私は願う。民主党は一層結束を固め、来る総選挙でも圧倒的勝利をおさめてもらいたい、と。
なぜか。自民党を復活させて政治状況を無意味に混させてはいけないからだ。自民党ではもはや日本を救えない。
なぜ圧倒的な勝利なのか。それは、政権を強固で安定的なものにすべきと思うからだ。
新党が乱立することは、政治メディアにとってはメシの種かもしれないが、国民にとっては無意味だ。その事によって何も生まれなかった事を我々は過去の経験から知っている。
連立を組まないと政権を維持できないという状況は邪道であり、不安定だ。少数党がキャスティングボートを握るなどというのは、本来はおかしい。
自民党も民主党も根は同じだ、だから第三勢力が必要だ、という声は正しい。しかし、それが意味をなすのは、第三勢力が護憲・リベラル勢力となる時だけである。
そしてこの国にはそれが生まれない。この国の護憲、左翼、リベラルはいがみ合い、足を引っ張るだけだ。
正しいリベラルの第三勢力が望めず、保守の第三勢力ができるのは無意味だ。
自民党と民主党の選択であれば明らかに民主党のほうが私は好ましいと思っている。たとえ対米従属から脱しきれなくても、たとえ新自由主義的なるものを引きずるとしても、間違いなく今の自民党よりはいい。
蟹工船ブームにもかかわらず、そして米国にすり寄ってまで現実路線をアピールしてみても、共産党は破れた。
これこそが日本共産党の限界である。日本共産党が少しばかり票を増やしても、減らしても、この国の政治には影響はない。一般国民にとって意味はない。
自公政権の逆境のなかで公明党は議席を伸ばした。これはすごいことだ。それは選挙で強固な集票力を持つ公明党の特殊性にある。
しかし公明党は一宗教団体の政党である。その政党が政権を左右する事は健全ではない。公明党は野党に戻るべきだ・・・
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