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2009年07月11日

外交担当政府代表 この偉大なる無用ポスト


 これから書く事は私にしか書けないことである。普通の読者なら見過ごすことである。

 7月11日の新聞の人事欄に、前駐仏大使の飯村豊氏が欧州・中東担当の政府代表に任命されるという小さな記事があった。

 外交担当の政府代表と言えばすでに谷内正太郎政府代表がいる。

 いったい外交担当の政府代表とな何なんだ。

 外務大臣がいるだろう。外務省局長たちがいるだろう。世界中に大使が存在しているだろう。

 実はこの人事はすでに2月8日の時点で毎日新聞だけがスクープ報道していた。それを私は注目していた。

 実は飯村豊氏も谷内正太郎氏も、かつての私の同期である。同期についての批判めいた事は書きたくない。しのびないからだ。負け犬の遠吠えと受け取られるのがオチだからだ。

 しかしその思いを克服してこれを書いている。国民にはどうしてもわかってもらいたい、ただその気持ちだけで書いている。

 外交担当の政府代表というポストがいかに無用で優雅な外務官僚の天下りポストであるか。それを億民は知らなければならない。

 それどころか時として政府代表は大失態をおかす。

  今回のサミットは麻生外交にとって成果がなかったとさんざん報道されている。

  その中でも、麻生首相にとってもっとも悔しかったのは北方領土問題についてのロシアの強硬姿勢であっただろう。

 しかしこのロシアの強硬姿勢の原因は日本にある。

 日露首脳会議の直前になって日本がにわかに態度を硬化させ、北方4島は日本の固有の領土だと主張する法律を成立させたからだ。

 国会がこのような法律を成立させた理由は、日本のナショナリズムの高まりであった。

 そして、そのナショナリズムを高めさせたのが谷内正太郎政府代表の「3・5島返還でもよい」発言だった・・・

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