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2009年01月19日

ブッシュと小泉の仲(続)


 私は1月12日のブログでブッシュ・小泉の朋友関係は作り上げられた虚像ではないか、と書いた。

 それを占う重要な根拠として、ブッシュ大統領が、イラク戦争を支持した豪州のハワード前首相をワシントンに招待して叙勲をしたこと、その時オバマ次期大統領もワシントンに滞在していたのに、ハワード前首相をブレアハウス(迎賓館)に泊める厚遇をした事、を私は人づてに聞き、それが本当なら、小泉元首相は招待されなかったのか、と書いた。

 そのブログをもしメディア関係者が読んでいれば、事実関係を調べて是非国民に教えてくれないか、と書いた。

 なにしろイラク戦争の支持においては、小泉元首相の忠誠ぶりはハワード前豪州首相の比ではない。憲法違反までして自衛隊を派遣したのだ。苦しむ国民を尻目に多額の税金を使ったのだ。

 ブッシュ大統領が真っ先に叙勲する相手は小泉元首相ではないのか。ましてや日米史上まれに見る朋友関係を結んだ仲だ。

 残念ながらどのメディアも関心がないとみえて書かない。

 しかし少なくともブッシュ大統領がハワード前豪州首相を招待した事は確かなようだ。しかもオバマ次期大統領より厚遇して。

 ニューズウィーク(日本語版)1月21日号は、「退場ブッシュの迷惑な最後っ屁」と題して次のような記事を掲載していた。

 ・・・ブッシュ大統領のせいでワシントンで大渋滞が起きている。オバマ次期米大統領は12月、大統領の賓客が泊まるブレアハウスに就任式の2週間前から滞在したいと要請した・・・だが、ブッシュが先に予約客(ハワード前豪首相)がいるとして断ったため、オバマ一家はヘイアダムス・ホテルに宿泊することになった。どちらもホワイトハウスに近いが、ブレアハウスは遊歩道に面しているため警備が交通を妨げることはない。一方でヘイアダムスは主要な交差点にあるため、警備・・・で大混乱が起きている・・・

 ハワード前豪首相がブッシュ大統領に国賓待遇で招待されていた事はこれで確認された。後は叙勲を与えたかどうかだ。そして何よりも小泉元首相は招待されなかったのか、ということだ。

 交通渋滞なんかよりこっちのほうがはるかにニュースバリューがある。

 格好の週刊誌ネタだと思うのになぜ誰も書かないのだろうか。

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2009年01月19日

それでも私はオバマに期待したい

それでも私はオバマに期待したい

 報道はオバマ大統領の就任式で一色だ。そして、それは理解できる。

 何しろ史上最低のブッシュ大統領の後に登場した大統領だ。ブッシュ大統領が仕掛けたイラク戦争の失敗でうんざりした米国と世界の国民が、同時にまた米国発の金融危機で経済的苦境に追い込まれている。

 チェンジという合言葉を叫んで、皆が気分一新したい気持ちなのだ。

 しかし、ここにきてオバマで大丈夫か、という批判的な意見がメディアで目立つようになった。

 その大きな理由は、もちろん、目の前に広がっている100年に一度の経済危機の深刻さが日を追って深刻化しつつあるからだ。いくらオバマでも無理だというわけだ。

 しかし、オバマのより困難な課題は、軍産複合体とユダヤロビーに支配された今の米国の大統領である限り、ブッシュ路線を大きく変える事は出来ないというものだ。

 私の手元に出版社から送られてきた一冊の本がある。「オバマの危機 新政権の隠された本性」(成澤宗男著 金曜日刊)という本だ。1月20日発行というから出版されたばかりの本だ。

 その本は、インターネットなどで流されたオバマの過去の発言や新政権の顔ぶれなどを丹念に検証した上で、オバマの「テロとの戦い」や中東政策は、ブッシュと同様、いやそれ以上に、危険で戦闘的になると予想している。

 おりしも1月19日の読売新聞は一面トップでアフガン情勢の悪化を報じている。アフガンを「テロとの戦い」の主戦場と位置づけているオバマ政権の登場で、日本の貢献は一層求められると危惧している。

 この本に記されているいくつかの情報については既に私も知ってはいた。しかしこれほどまでオバマの側近がユダヤ人脈に取り囲まれているとは知らなかった。「やはり、そうか」という失望を感じざるを得ない。

 しかし、である。オバマはブッシュとは違う。それでも私はオバマに期待する。その思いを私は今日のメールマガジンで書いた。

 オバマを突き放して眺めてはいけない。
 すべてをオバマのせいにしてはいけない。
 われわれがオバマを変えていくのだ。造っていくのだ。
 オバマの米国を監視していくのだ。

 

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