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2008年11月18日

究極の政界再編は社・共再編である


 政局に関するブログをここしばらく書かなかった。

 それはいまの日本の政治がどうなっているかわからなくなってきたからだ。

 というよりも、麻生自民党も小沢民主党も、まったく興味が持てなくなったからだ。

 繰り返し書いてきたが、自公政権が今度の選挙で負けるであろうことは、あらゆるニュースが報じている。

 そうであれば、民主党は解散・総選挙をあせるよりも、自公政権が崩壊するのを大きく構えて待っていればいいのだ。

 自公の誤った政策を批判し続け、国民が何を欲しているかを正確につかむ努力を重ね、選挙対策を確実に進め、そして来るべき政権交代の時に、国民の喝采を得られるような政策を、今から練り上げることに専念していればいいだけの話だ。

 これだけでも、来年9月の任期切れまでに間に合わないほどの大仕事だ。

 それなのに、民主党のやってきたことは解散・総選挙を急ぐことばかりだ。

 そのために国会戦略を二転、三転させ、支持者を混乱させてきた。

 そして昨日の突然の党首会談だ。

 しかも小沢民主党からそれを申し込んでいる。

 党首討論を逃げ続ける小沢民主党代表が、いきなり党首会談だ。

 これは紛れもない話し合い解散の動きであり、大連立か中連立か知らないが、自民、民主の談合政治の動きである。

 国民不在の密室政治に反発することは、あの福田前首相との連立騒動から学んだはずなのに、である。

 最近の政治記事を見ていると、もはや政権交代よりも、自民、民主が相手の懐に手を突っ込んだ政治家の引き抜き合戦が始まるという話がもっぱらになってきた。

 政権交代よりも政界再編による政権交換のごとくだ。

 それはそのまま、名前を変えた自民党政権の生き残りである。

 18日の新聞を見ていると、麻生、小沢党首会談を見て、共産、社会両党党首が、補正予算を提出しないと審議拒否をするという民主党の対応を批判していた。

 正しい批判である。

 しかし、彼らが批判すべきは本当は自民、民主の談合政治である。

 二大政党の名の下に、ここまで日本の政治が停滞している今こそ、革新勢力の再編を断行し、政治に緊張感をもたらすことが今必要なのではないか。

 内政・外交の双方で、自公政権や自・民連立と明確に対立する政策を打ち出し、国民に「チェンジ」を求める時ではないのか。

 それで政権が取れなくても、確固とした第三勢力を打ち出すことができれば、日本の政治に大きな影響力を持つことになるのではないか。

 消えかかる党の生き残りのために心の動かない民主党に寄り添うごとき社民党や、自分だけが確かな野党だとして一切の妥協を排する共産党が、今のままバラバラになって自民、民主党を批判していても、国民の政治離れはさらに進む。

 究極の政界再編は社会党・共産党の再編である。

 しかし、その再編が、保守再編よりもはるかに難しく、その兆しさえまったく見られないところに、この国の政治の真の貧困さがある。希望なき未来がある。

 

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