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2008年11月16日

トヨタを批判したら恐喝メールが届いた

 私は11月3日と7日のブログでトヨタ批判を書いた。

 すなわち3日のブログでは、小泉政権の最大の支持者として小泉改革を後押しし日本をここまで格差社会にしてしまったトヨタの相談役が最高位の叙勲を受ける事に疑問を投げかけ、7日のブログでは、派遣社員を容赦なく切り捨てる企業の社会的責任を問うた。

 そうしたら、すかさず私のブログに次のような匿名のメールが届いた。全文をそのまま公表する

   トヨタ叩きをすることの意味はわかっているだろう。
  レバノン大使時代、館用車に次々とトヨタ車を使う見返りに
  法外な値段で私用車までもを引き取らせていたことを忘れ
  たのか。来週の週刊誌を楽しみにするがいい。

  これ以上卑劣な脅迫はない。

  私が脅しに屈すると思われたとしたら私もみくびられたものだ。

  この告発者が言及している事について私に後ろめたい事は何もない。

  明らかに内部関係者と思われるこの告発者の正体を、なんとしてでもつきとめて、公開の場で決着をつけようと思っている。

  批判を恫喝で封じようとする、この卑劣な行為だけは私は許さない。

  トヨタの名誉のために言っておくと、私はこのメールの差出人はトヨタ関係者ではないと思っている。

  私の言動を快く思わない外務省のかつての同僚であると思っている。心当たりもある。

  もしこのメールがトヨタ関係者からの脅迫メールであれば、トヨタが失うものはあまりにも大き過ぎる。  そんなおろかな事をトヨタがするとは思えない。

 そう思っていたら、12日の「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」において、座長の奥田トヨタ相談役が、政府批判するマスコミに対し、「スポンサーを降りるとかして報復してやろうかと思う」、と発言した事を13日の報道で知った。

 この発言については、13日の東京新聞だけが、服部孝章・立命館大学教授(メディア法)の次のコメントを掲載していた。

 ・・・「報復する」というのは言論に対する挑戦だ。脅しだ。批判する事によって社会を良くすることに水を差し、ジャーナリズムの存在意義をまったく認めようとしない姿勢の表れだ。経営のあり方などを批判した場合にCMを出さないという宣戦布告だ・・・

 しかしそのほかのメディアは、まるで腫れ物に触るかのように、この暴言を黙殺したままだ。

 ここまでメディアは弱くなったのか。

 ここまで日本社会は強いものに好き放題を言わせる社会になったのか。

 恐喝メールはトヨタから来たのかもしれないと思ったりもする。

 

 

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