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2008年09月17日

リーマン・ブラザーズの破綻が宣告したブッシュ・小泉同盟の敗北

世の中そう捨てたものではない。

 悪事が必ず罰せられるとは限らないのが世の常であるが、それでも時として、お天道様は見逃さなかった、と思うときはある。 

 まさかの、リーマン・ブラザーズの破綻を見てそう思う。

 軍事力にまかせた「テロとの戦い」が一方の車輪であるとすれば、サブプライムローンに象徴される詐欺まがいの金融資本がもう一つの車輪であった。

 その上に乗ってブッシュの米国が急速に進めてきたのが新自由主義、グローバリズムという名の、強者による弱者支配であった。

 イラク、アフガンで行き詰ったブッシュは、ついに米国経済の破綻を現実のものとして8年間の任期を終えようとしている。

 慌てるな、危機を波及させない、と呼びかけるしかなすすべもない哀れなブッシュ大統領を見ても、怒りを覚えこそすれ、同情する者は誰もいないであろう。

 そのブッシュ大統領に、日本の富と安全を売り渡したのが小泉元首相であった。小泉構造化改革という名の詐術であった。

 その結果、日本に何が起こったか。

 国民経済の疲弊と格差社会は、人々の心から余裕と優しさを奪いさり、勝ち抜くため、生き残るために、指導者から一般国民まで、偽装だらけ、詐欺だらけの社会をつくってしまった。

 リーマン・ブラザーズの破綻は、天がわれわれに与えた最後の警告に違いない。

 国が滅ぶ最後のところで目を醒ませと。今ならまだ間に合う、力をあわせて正しい日本をとりもどせ、と。ただし、これが最後のチャンスだ、と。

 リーマン・ブラザーズの破綻によって、自公政権は終わった。

 総裁選が吹っ飛び、その後の総選挙も結論は出た。

 政権交代が宣告された。

 そして、なによりも、小泉元首相と「小泉改革の継承」を唱え続ける小泉チルドレンの命運は、リーマン・ブラザーズの破綻というダモクレスの剣によってとどめを刺されたのだ。

 無駄な時間とエネルギーを費やしている時ではない。誰が政権をとっても、問題の解決は容易ではない。

 新しい政権は国民の総力を結集させてこの難局を乗り切る事を今から考えなくてはならない。

 キーワードは平和と人権である。

 

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