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2008年09月04日

 公明党東京都議会議員の口利き疑惑


  今日の新聞で私が注目したのは、何といっても読売新聞のスクープである。

  公明党の東京都議会議員が、新東京銀行からの融資を巡って、献金と引き換えに口利きをしていた事実を、独自の調査に基づいてすっぱ抜いた。

  新東京銀行とは、ずさんな融資で焦げ付き、潰すか、都民の税金をぶち込んで救済するのかで、石原都知事の責任が一時大きく騒がれた、あの銀行である。

  その時にも、ずさんな運用が財政危機を招いたと言われ、関係者への口利き融資で銀行が食い物にされていたと囁かれた。

  今日の読売新聞のスクープによれば、公明党の現職都議と元都議が2005年ー06年に、都内の中小企業から献金を受けた後に融資の口利きをしたり、口利きした中小企業から相談役として報酬を受け取ったりしていたと報じている。

  また。読売新聞が今年3月に行なった都議アンケート調査では、自民党都議6人、民主党都議2人が新東京銀行融資の口利きを認めたが、公明党都議はその時全員が回答しなかった事も、あわせ報じている。

  この報道が事実なら、公明党にとってはあらたな難題が出てきた事になる。

  それにして総選挙が近づいてきたというこの時期に、公明党に打撃を与えるようなスクープを読売新聞はよく掲載したものだ。

  私も経験があるが、公明党に批判的な言辞を少しでも行なうと、すかさず名誉毀損で訴えられる。

  それにひるむことなく、ここまでの記事をスクープした読売新聞のジャーナリズム精神に敬意を表したい。

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2008年09月04日

福田が消えて、ブッシュが隠れた


  日本では自民党総裁選挙のことばかりが報道されているが、その日本の親分国である米国の大統領選挙の混迷振りも相当なものだ。

  民主党大会でヒラリー支持派の中から、オバマよりマケインだと反旗を翻した者が出てきた事も異例であるが、共和党大会で共和党の現職大統領であるブッシュが欠席したのには、もっと驚いた。

  なんでも、ハリケーン・カトリーナの対応のまずさに懲りて、ハリケーン・グスタフに専念するためだという。

  こんな言い訳を誰が信じるだろうか。

 ミネソタ州までは米国のどこからでも一っ飛びで駆けつける事が出来る。演説をすませたらすぐに戻れる。

  ブッシュが共和党大会に出席できない本当の理由は他にあるのだ。

  党大会に出席したくても出来ないのだ。歓迎されていないのだ。

  もはやブッシュ8年間の失政は明らかである。

  テロとの戦いの行き詰まりはどうか。北朝鮮政策の失敗はどうか。サブプライム問題に象徴される金融資本主義の破綻はどうだ。世界的に広がる反米感情はどうか。一番新しいところでは、ロシアとの関係悪化はどうか。

  ブッシュは米国を壊した。世界の信用を失墜させた。国内の貧困問題をかつてないほど深刻化させた。

  マケインにとってブッシュと距離を置くことが、選挙対策の最優先策なのである。

  こんな当たり前のことを、なぜメディアは書かないのかと思っていたら、9月4日の毎日新聞がそれを書いた。

 題して「ブッシュ隠し?」がそれである。

 その記事は、

  ・・・衛星放送で応援演説をしたブッシュ大統領は、まずグスタフの被災状況に触れて、「被害が恐れていたほどひどくなかったことに安堵している」と、その積極的な対応振りをアピールしたが、みずからの存在感の薄さを印象づけた・・・

    と書く。そして、

  ・・・表向きの事情とは裏腹に、マケイン陣営はブッシュ大統領と距離を置くよう腐心してきた・・・と続ける。最後に

  ・・・グスタフの影響で9月1日の共和党大会でのブッシュ演説は見送られたが、グスタフ危機が去っても)マケイン陣営は大統領を再招請しなかったという・・・

  と締めくくっている。

   福田は消え、ブッシュが隠れたのだ。

   そのブッシュの朋友だった小泉はどうかだって?

   うまく逃げ延びた小泉は、小池や中川や武部や小泉チルドレンが戻ってきてくれと叫んでも、出てこない。出てきたらブーイングを浴びる事を知っているからだ。

   ブッシュの子分だけの事はある。隠れるのもうまい。

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