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2008年08月08日

 日中両首脳の外交力が問われている


 日中両首脳の外交力が問われている

  昨年から育てたブルーベリーがたくさん実をつけた。それを摘み取ってこれからジャムをつくろうとしている。私の夢だった。上手く出来たら真っ先にそれを食べるのはもちろん自分である。最高の贅沢だ。

  その合間にこのブログを書いている。

  そう書けば、片手間のブログと読者は思うかもしれない。

  しかし、このブログは、私が今までに書いてきたどのブログよりも最も気合を入れて書いている。

  中国製ギョーザ問題の正しい解決が今こそ問われている時はない。

  福田首相と胡錦涛主席の二人の外交力が試されているのだ。

  その外交力の先には日本と中国の国民の未来がかかっている。

  今度の中国ギョーザ事件で最も糾弾されるべきは、事件が起きた原因である。

  それが事故であれば事故の原因を突き止め、改善策を講じればよい。

  それが人為的に引き起こされた事件であれば、その卑劣な犯人を見つけて処罰するのだ。

   中国側が、中国でも同じ商品での中毒事故がおきていた事を日本側に通報していた事が明るみになった。

   それを受けた日本政府が、中国側の要請にもとづいて公表を控えていた事を認めた。

   その事で、日中双方の政府の対応が批判されている。

   その事については、すべての真相が明らかにされるまでは正しい評価は下せない。

   もし中国側が事件の真相を未来永劫封印しようとして、公表を控えるよう要請してきたのなら、とんでもない話だ。

   それを受けた日本が、中国との関係に波風を立てたくないからといって、バレなければそうした方がいいと、事実を隠蔽しようとしていたのなら、もっと大きな問題だ。

   しかし、日中両国政府が、いずれ公表することになるが、その最善のタイミングを見計っていたとしたら話は別だ。

   つまり、どちらに責任があろうとも真実を明らかにしよう、そしてその真実を日中両国民に正しく公表し、責任を認め、そしてこれをきっかけに改善していこう、しかし、公表のタイミングは最善の時を選ぼう、と話し合っていたのであれば、話はまったく別である。

   その真相はいずれ明らかにされなければならない。

   しかしより重要な事は公表を遅らせたことが明らかになった、それ以降の日中両政府の対応である。

   福田首相は胡錦涛主席との首脳会談でなんとしてでも伝えるべきだ。

   原因を日中が捜査協力してつきとめよう、そしてその結果を公表しよう、その結果たとえ中国側に責任があったとしても、中国はそれを認めなければならない、それは長い目で見たら中国にとって正しい事だ、日中関係にとっても正しい事だ、この事件をきっかけに、より強固な日中両国の関係を目指していこう、もちろん日本側に責任があった場合も同様である、大切なことは日中両国民の信頼回復だ、と。

   胡錦涛主席はそれに応じるべきだ。政治的に如何に困難であろうとも、中国が国際社会に受け入れられる大国になるためには、避けて通れない試練と心得るべきである。

   日中両国の将来を見据えた時、中国が民主国家として政治的、経済的に発展していく事は、互恵であり、不可欠なことである。

   そのために日中が協力して友好関係を追求していくことは、双方の指導者の責務である。

   日中間には克服しなければならない歴史問題がある。

   それにくらべればギョーザ問題は小さい問題だ。

   しかし小さい問題であるからこそ正しい解決が望まれる。

   この小さい問題で正しい解決ができなければ、どうして歴史問題が克服できようか。

   何かと批判される福田首相である。

   いつまでたっても支持率の上がらない福田首相である。

   しかし見方によっては福田首相はいくつかの歴史的チャンスを与えられているのかもしれない。

   それを活かすも、失うのも、政治家福田康夫の器量である。

   五輪参加選手達が頑張っている時である。

   その選手達に負けずに、福田首相は本気になって仕事をしなければならない。

   

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