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2008年07月22日

蟹工船ブームと日本共産党の勘違い


 蟹工船ブームと日本共産党の勘違い

  日本共産党の主張する政策は私もその殆どを評価する。

  しかし私は共産主義を認めない。平等よりも自由を選ぶからだ。

  そのような私を日本共産党は受け入れない。私も日本共産党に媚びる必要は何も無い。

  だから、かねてから気になっていたことを今日のブログで書く。

  私にその気を起こさせたのは、昨21日の夜のビートたけしのTVタックルで、日本共産党がみようにはしゃいでいたからだ。

  共産党本部にカメラを入れ、志位委員長や小池政策委員長があの低俗番組に媚びていた。

  最近の共産党議員は娯楽政治番組の常連となっている。選挙前に高感度をあげようとする計算がありありと見える。本来のあるべき姿ではない。

  小林多喜二の蟹工船がブームである。そのおかげかどうかは知らないが、最近の世論調査では日本共産党の支持率があがっている。党員の数も増えていると報道されている。

  御同慶の至りだ。皮肉でなく本心から喜んでいる。

  自公政権の支持率があがるよりも野党の支持率が増えるほうがいいと、私は思っている。

  たとえ日本共産党であっても、その支持率の増加は歓迎する。

  しかし日本共産党は勘違いしない方がよい。

  若者の心を捉えたのは小林多喜二であり日本共産党ではない。

  若者の心を捉えたのは蟹工船で描かれている労働条件の悲惨さであり、日本共産党のプラットフォームではない。

  そうであるとすれば、日本共産党が真っ先に行なう事は、その若者の期待に応えて、苦しい状況を改善する政策を一つでも実現することだ。

  そのためには野党協力が不可欠である。日本共産党だけでは何もできない。

  自公政権はもとより他の野党まで批判、排斥して、一人日本共産党だけが正しいと言い張るのは、傲慢である。

  唯我独尊の私が、日本共産党を唯我独尊の傲慢な政党であると批判する。

  これはほとんどジョークだ。

 「お前にだけは言われたくない」と、日本共産党は言うだろう。

 しかし、どうしても言わざるを得ない。

 日本共産党のどこが問題なのか。それは国民の味方だと言いながら、国民を見下したエリート集団が日本共産党を動かしているからだ。

 国民を見下すことにかけては誰にも負けない官僚を経験した事のある私が、そう感じるのだから間違いない。

 日本共産党よ。勘違いしてはいけない。

 日本共産党の支持率が増えているのは、国民生活が待ったなしに苦しくなっているからだ。

 その国民を救う政策を実現することが日本共産党の役割なのだ。

 そのためには他の野党と協力しなければならない。

 他の野党が、日本共産党と協力してもよいと思うような、そういう柔軟な日本共産党にならなければならない。

 

  

  

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2008年07月22日

教員の不正採用、昇格問題は単なる金銭的な問題だけではない


 教員の不正採用、昇格問題は単なる金銭的な問題だけではない

   不正人事の口利きにこれだけ多額な金品が動いていたとは驚きだ。

  えらそうな顔をしている教育委員長や教育委員会の連中が、ここまで堕していたとはお笑いだ。

  そして、このブログでも書いたが、政治家が口利きしていることがここまで明らかになり、元小泉首相の政治秘書がみずから口利きの事実を認めているのに、まるで腫れ物にさわるように、テレビや大手新聞が一切これを取り上げない偽善ぶりは噴飯ものだ。お前らいい加減にしろ、と一喝したい心境だ。

  しかし、この不正人事の問題は、単なる金銭的な贈収賄にとどまらない。それを教えてくれたのが、7月22日の東京新聞「本音のコラム」だ。

  筆者であるフリーライターの鎌田慧は、愛知県某市の教員採用を巡る取材経験から、「政治家と官僚に支配されている教育を市民に取りもどさなければならない」、と次のように書いている。

 ・・・子供好きで、きっといい教員になると想像させる学生が試験に受からない背景には、教育委員会の日教組対策があった。親が校長などコネ採用の子なら組合運動に走らないよう人質にできる・・・教育委員は知事、市町村の任命。実務の最高責任者である教育長は教員の出世コース。文部科学省による上意下達。馴れ合い「教育界」が泥沼化してボウフラがわいた・・・

  これが教員不正人事事件のもう一つの正体である。

  そういえば政治家や官僚のメディア買収というのもある。機密費をつかって同行取材をさせたり、会食にさそったりするアレだ。ひどいのになると金品を渡す。

  これは金銭がらみのみみっちい話にとどまらない。

  政府批判の記事を書かせないようにするためだ。犯罪まがいの醜聞にメディアを誘い込んで、いざと言う時には、「ばらすぞ」と脅かす武器を手にする。

  権力を監視すべきメディアが、政府、官僚批判の記事が書けなくなった一つの理由がここにある。

  口利きや買収の本当の罪は、政策をゆがめ、情報操作をして国民を欺く事にある。

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