Font-size: small medium big

Blog Calendar

サイト内 検索

 


 人気blogランキング(政治)に参加しました、応援お願いします。 人気blogランキング

2008年04月22日

 本村洋さんの記者会見の感動を覚える


  本村洋さんの記者会見に感動を覚える


  国家権力の不正を糾弾するというのが最大の目的であるこのブログで、光事件の判決について書く  つもりはなかった。

  しかし、これだけの社会事件である。一言書いておきたい。

  それはまた、私という人間が、どういう人間であるかを率直に語ることでもある。

  だからまた書いておきたいと思った。

  私はこの犯罪を憎む。

  犯人に対する同情心はない。

  判決を不服として最高裁に上告した安田弁護士らに対する共感はまったくない

  死刑は極めて厳格に適用されなければならないと思うが、なんでもかんでも死刑を廃止せよという意  見には、私は与しない。

  ブログで飛び交っているさまざまな意見の仲間入りをする気はない。議論すべき問題ではない。議   論すべきより重要なテーマは、もっと他に多くある。

  「きっこの日記」や、「世に倦む日々」を書いているブロガーの意見は、私の意見そのものだ。

  それよりもなによりも、記者会見で語った本村洋さんの言葉は感動的だ。32歳という、私の長男の  ような年頃の青年が、あそこまで語れるのは、彼の9年間の苦しみの重さに違いない。

  無条件で感動した。

  私はそういう人間である。

Copyright ©2005-2008 www.amakiblog.com
人気blogランキング

2008年04月22日

日本のガソリン価格はなぜ高いのか


 日本のガソリン価格はなぜ高いのか

 ガソリン暫定税率が国民的論議の的であった時、新聞では、日本のガソリン価格はそれでも国際的にはまだ安いほうだ、などという政府の代弁者に成り下がっていた。

 私にはそれが笑止千万であった。

 読者はそれをどんな思いで読んだだろうか。いやそれよりもなによりも、ガソリンの小売価格がどのように決められているのか、正しく知っている国民はどれほどいるだろう。

 かくいう私もここまで詳しくは知らなかった。

 ある目的で、最近発刊された「石油がわかれば世界が読める」(朝日新書、社団法人石油学会著、瀬川幸一編)という本を買い求めて読んだ。

 その中で、「原油価格支配者の変遷」というくだりがある。これを読んだ時、私は目からうろこが落ちる思いだった。

 その秀逸な記述の要旨を、私の独断で、思い切り短縮して以下に述べてみる。つまりその本はこう我々に教えてくれている。

 ・・・原油価格が今のように大きく高騰したのは極めて最近のことであって、長い間1バレル3ドルで安定的に推移してきた・・・73年の第一次オイルショックで12ドルに、そして79年の第二次オイルショックで36ドルと上昇した・・・しかし先進国は省エネや北海油田、アラスカ油田など輸入先を多角化し、開発してOPECに対抗た。その結果86年には10ドル以下まで下落した・・・

 それから20年余りたち、今では原油価格の支配者はOPECでもメジャーでもなく、市場だ・・・
  もっと正確に言えば、石油価格が大きく変動する理由はレント(差額地域)と呼ばれる、超過利潤である・・・つまり石油というのはボロ儲けできる資源で、生産者、メジャー、ブローカー、精製業者、輸入政府、などが皆儲かることになっており、その儲けを山分けし、最後に消費者が高い消費価格のツケを支払わされているのだ・・・
  もっと驚くべきは、1リットル140円のうち、原油生産と輸送・精製・販売にかかる全体のコストは、ガソリン価格の3割程度で、残りの7割が資源国か消費国政府、石油会社の儲けであるということだ。その中でも意外なことに、消費国政府の儲けである石油課税が圧倒的に大きい・・・


 もうおわかりであろう。私がここで強調したいのは、この最後のくだり、つまり、「消費国政府の儲けである石油課税が(ガソリン価格の中で)圧倒的に大きい・・・」という部分である。

 あらためて我々は気づかなくてはならない。わずか25円の暫定税率の撤廃で我々は大騒ぎしているが、財務省はせせら笑っていることだろう。はるかに大きい金額を、さまざまな税金の名目でガソリン価格に上乗せし、彼らの財源にしているからだ。

 財務省が独占してきたこの国の税制そのものに光を当てなければならない。メディアはその事を国民に知らせなければならない。

 税務署ににらまれると脱税容疑で脅かされる、などとおそれてはいけない。失うものは何もない国民は、財務省、税務署を恐れる必要はない。

 それどころか、血税に依存するだけの寄生虫のような官僚を糾弾する立場にある。

 メディアは今こそ、そのような国民の立場にたって、この国の税制のいかさまを徹底的に白日の下にさらしてもらいたい。今求められていることはそれである。
  

Copyright ©2005-2008 www.amakiblog.com
人気blogランキング

2008年04月22日

世論を見下す朝日新聞

 
  世論を見下す朝日新聞


  もう三十年ほども前に亡くなった私の父は、新聞配達少年から採用されたノンキャリアの朝日新聞記者だった。

  採用してくれた京都支局長の恩に報いたいと口癖のように話していた父は、一生を朝日新聞社に捧げて死んでいった。

  私はそういうタイプの人間ではない。しかしそんな父親に限りない敬意を抱く。

  だから朝日新聞の悪口をいう事ははばかられる。

  しかし最近の朝日新聞は、もはや父親の勤めていた頃の朝日新聞ではない。

  エリート意識の強い記者たちが幅をきかす、一つの権力集団であるかのようだ。

  「権力そのものが悪だ」というジャーナリズム精神を忘れ、世論を見下している政治家や官僚のお友達であるかのようだ。

  22日の朝日新聞「政態 拝見」という政治コラムで、星浩という編集委員が支持率の低下した福田政治のことを書いていた。そのなかで、次のようなくだりがあった。

 ・・・最近の福田政治を見ていると、新聞の社説に評価されるケースが多いことに気づく・・・これに対し、民主党からは「社説は従来、政権に厳しかったが、近頃はわが党への批判が目立つ。それでも、天下り反対やガソリン値下げでは、世論は民主党を支持してくれている(野田佳彦広報委員長)」という反応が聞かれる・・・
  新聞の社説は、各分野の専門家である論説委員が長時間の論議を経て執筆する。いわば「論理の結晶」のようなものだ。中長期的な政策を示す場合も多い。
  一方、世論調査に表れる「民意」は、身近で短期的な問題に関心が高い・・・
  福田首相は「政治は受けを狙うべきではない」が持論だ。日銀人事や道路財源問題では、それなりの筋道を示した。それが論説委員たちに評判が良いことは確かである。
  だが、民意は筋論だけでは動かない・・・その結果、福田内閣の支持率は落ち込むばかりだ・・・
   ガソリン高騰や医療費の負担増などに不安を募らせる庶民に目配りをしつつ、歴史の評価に耐える政策を示して国民を粘り強く説得できるかどうかー。福田首相はいま、そんな窮地に立たされている。

  読者はこの星浩編集委員の文章をどのような思いで読んだだろうか。

  私は、このオブラートに包んだうような表現の中に、次のような朝日の傲慢さを感じるのだ。

  世論なんて、目先の利害のことしか関係ない度し難い代物だ。我々が英知を集めて議論して出した論説が正しいに決まっている。その論説に評価される福田政治は、政策的には間違っていない。しかし、いかんせん支持率が低い。小泉さんの真似はできないまでも、もう少しうまく世論を操ることが出来ればいいのに。まあ、福田さんには無理だろうけど、頑張ってください・・・

  世論が間違った意見を持つとすれば、それは十分な情報が与えられていないからだ。正しい情報を与えられるのならば、世論はおおむね正しい判断をするものだ。それを信じるのが民主主義である。

  権力者におもねって、知っている情報をすべて伝えることなく、権力をかばったりする。俺たちの「論理の結晶」が政策を左右するとうぬぼれて論説を書く。それでは、読者はたまらない。

  同じ論説委員の言葉でも、4月3日の毎日新聞「発信箱」で書いている与良正男論説委員の言葉のほうが好感が持てる。

 ・・・民主党議員は不満のようだ。今度のガソリン税問題。毎日、朝日、読売、日経、産経各紙の社説はそろって「道路特定財源の一般財源化には大賛成、暫定税率撤廃にはこだわるな」の論調で、同党の対応に批判的だったからだ。
   この主張には読者からも「庶民の暮らしの厳しさがわからないのか」といった批判がよせられた。世論調査でもガソリン値下げを歓迎する人が大半・・・ここまでは小沢一郎民主党代表の勝ちである。与野党の歩み寄りを求めてきた私たちの社説も敗北したといえるかもしれない・・・

   我々は新聞をつねに批判的に読むようにすべきである。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

Copyright ©2005-2008 www.amakiblog.com
人気blogランキング