池田大作という人物
池田大作という人物
今月号(12月号)の月刊文芸春秋を読み進むうちに「池田大作 79歳の私生活」という記事に遭遇した。
私は雑誌や本を買っても隅から隅まで熟読することはない。興味のある記事や箇所を飛ばし読みをして読んだ気になる。それでも、けちな根性の私は、「もったいない」と思って出来るだけ完読しようとする。すべての記事を読もうとする。しかしほとんどの場合、その試みに成功することはない。読み残してほったらかしにし二度と読むことはない。読まない記事を残して捨ててしまう。
この時もそうだった。他に読みたい記事があって買った文春だった。池田大作のゴシップ記事など読む気はなかった。見出しの「好きなものはメロン、天ぷら、美女。一番恐ろしいものは・・・」という言葉に惹かれてつい読み始めてしまった記事であった。
ところが読み始めた私は、たちまちその記事に惹きこまれてしまった。一字一句、これほど興味を持って読ませてくれた記事は最近読んだ記事の中でもない。知らない間に熟読し、完読した。そして強烈な不快感だけが残った。
私は宗教には造詣がない。創価学会という宗教団体にも関心はない。だからその宗教団体の長である池田大作という人物がどういう人間であるかは私には関係がない。
しかし創価学会はこの国の公党の一つである公明党の宗教母体である。その公明党は自民党と連立政権を作って我々国民を律する政策を作ってきた。その公明党は自民党と組んでイラク戦争を支持し続け、戦争犯罪国家となり下がった米国との軍事同盟強化を進めてきた。職を賭してイラク戦争に反対した私は、この一事だけで公明党を許すことは出来ない。米国の戦争に加担しておきながら自らを「平和の政党」であると公言し続ける厚かましさと欺瞞さに身震いするほどの怒りを覚える。
その創価学会の会長である池田大作は次のように言ったという。
「私は、日本の国王であり、大統領であり、精神界の王者であり、思想文化一切の指導者・最高権力者である」
この発言は日本国民の一人として見逃すわけにはいかない。本当にそんな発言をしたのか。なんとしてでも真偽が検証されなければならないと思う。創価学会の政治的関与から目が離せなくなった。
