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2007年06月18日

私はあなただ、あなたは私だ⑭

 私はあなただ、あなたは私だ⑭

 週末は土曜に京都へ行って京都の9条ネット設立講演会に出席した。京都ネットが私を応援してくれることになった。京都は私が60年の人生でもっとも長く住んだ所だ。中学2年の時移り住んで、高校、そして大学を経て東京へ旅立って以来、東京と外国を数年ごとに転勤する半生であった。だから結果的には8年間住んだ京都が一番長く住んだ土地ということになる。
 幼馴染みも、同級生も、近所づきあいも、今ではまったくといってないほど疎遠になってしまった京都であるが、それでも私にとってはふるさとだ。二年前母が死んでからは空き家になった京都の家の裏には両親の墓もある。いずれ私も京都に移り住んでそこで人生を終えることになる。応援をしてくれる9条ネットの人が、やはりふるさとでも声をあげたほうがいいとすすめてくれた。「京都に戻ってまいりました」と街頭で声をあげろ、手伝うからという。地上の選挙活動が東京近辺を中心に考えていたが、また戻ってきて真夏の京都でも声をあげよう。祇園祭のころだ。それが終われば大文字焼きだ。地蔵盆が来て、そして夏が終わる。子供のころ、コップに水を入れて、それに大文字の火を映して飲み干す。そうすればその一年は健康でいられる、そういう迷信を本気で信じて飲んだ日々がよみがえる。
  翌日曜日の午後、東京へもどってすぐに9条ネット東京の人たちと合流し、葛飾区を街頭演説してまわった。何を訴えたのか、何を話したのか、自分でも分からないくらい疲れ、それでも演説を続けた。最後の場所である錦糸町駅前では民主党候補者の街頭演説と出くわした。大勢のスタッフが周りを取り囲み、地方議員が応援演説をする。民主党のぬいぐるみが活躍している。党をあげてのカネをかけた大掛かりな活動だ。それが終わってから9条ネットの番だ。対照的に手作りの街頭演説だ。聴衆も少なくなっていく。それでも演説をする。道行く人々に語りながら、私は9条ネットの応援の人たちに心の中で感謝していた。私という候補者のために、半日を費やして駈けずりまわってくれた人たち。何の見返りの求めることなく、私の選挙のためにビラをくばったり、のぼりを立てたり、演説を聞くふりをしたり。この人たちのために私は恥を忘れて叫び続ける。
  日が暮れてアパートに戻った私は近くの食堂に入って定食をビールで流し込んだ。こういう生活がこれから加速していく。それでも毎日ブログを書き続ける。これが私の原点だ。テーマは今日の新聞で見つけた。これから書き始めて明朝に掲載する。

6月16日 9条ネット京都講演 その1
http://www.youtube.com/watch?v=7xVPbuuKECs

6月16日 9条ネット京都講演 その2
http://www.youtube.com/watch?v=zUeaBm0O6I8


6月16日 9条ネット京都講演 その3
http://www.youtube.com/watch?v=w69J2hDl84U


6月16日 9条ネット京都講演 その4
http://www.youtube.com/watch?v=DldNBhB_A9Y


6月17日 街頭演説
http://www.youtube.com/watch?v=bcsvbh5DnUk

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2007年06月18日

沖縄密約の証拠がまた見つかった

  沖縄密約の証拠がまた見つかった

  17日の東京新聞の一面に「日米密約の資料発見」の大見出しでスクープが踊った。沖縄に核持込を認めた密約の存在を示す新たな資料がまた米国の国立公文書館で見つかったという。
  私は毎日主要日刊紙に目を通すのであるが、移動中はすべての新聞に目を通すことが出来ない場合がある。その日の朝も移動中であったので東京新聞を見落としていた。東京に戻ってから東京新聞を買い求めてこのスクープを知った。
 1969年の佐藤栄作首相とニクソン大統領による日米首脳会談によって沖縄返還は決まった。その過程で佐藤首相の密使として米側責任者と協議を重ねた若泉敬元京都産業大学教授は、1994年に、「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」(文芸春秋刊)という著書を発表し、有事における「沖縄への核持込み」を認める密約に日米両国首脳が合意していた事を暴露した。その後若泉氏はマスコミのインタビューなどに一切応じることなく、沈黙のまま2年後の96年に他界した。
 今回発見された米国立公文書館の資料は、この若泉氏とキッシンジャー大統領補佐官(当時)の通話記録89点を含んだ新たな資料だという。日本大学の信夫隆司教授が発見した。その内容は若泉氏の著作で明らかにされた密約の記述と一致するという。「密約」を否定し続ける日本政府はまたしても追い込まれた。
 「またしても」と書いた理由は、すでに「密約」は周知の事実であるからだ。その決め手として毎日新聞の元政治部記者であった西山太吉さんの訴訟を通じて明らかにされた事実がある。沖縄返還交渉時に米国側が支払うことになっている米軍用地の原状修復経費400万ドルを日本が密約で肩代わりを約していた。それを示す外務省公電を入手してすっぱ抜いた西山太吉氏は、密約の存在から国民の目をそらす形で、政府に機密漏洩罪を犯したと訴えらた。密約問題はうやむやにされてしまった。
  その後2000年に、この密約の存在を示す文書が米国立公文書館の資料で確認された。さらに2006年には当時の外務省担当局長であった吉野文六氏が密約の存在を認める発言を、新聞社のインタビューに答える形で公表した。
 西山氏は、2007年5月「沖縄密約」(岩波新書)を上梓し、渾身の力で公文書や当時の記録を調べ上げ、沖縄返還時の密約が複数あることを明らかにした。核持込の密約もその一つである。
 今回毎日新聞がスクープしたあらたな米国立公文書館の資料は、日米密約の存在に駄目押しをする事になる。
 もうこれで十分であろう。英語で言えばイナフ イズ イナフ だ。我々国民は検事となり、外務省を被告人として訴追すべきだ。奇しくもこのスクープを報じた17日の東京新聞の書評欄に、起訴休職外務事務官の佐藤優氏が、西山太吉氏著の「沖縄密約」の書評を書いていた。佐藤氏はその書評を次のような言葉で締めくくっている。
・・・外務省は、西山太吉「検事」に対して素直に自供することが、国民から情状酌量を得る為の唯一の道であることを認識すべきだ・・・

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2007年06月18日

ガザでホロコーストを見ることになる

 ガザでホロコーストを見ることになる

 こんなに早くパレスチナ紛争が終局を迎えるとは思わなかった。しかも最悪のシナリオで。
 日本の中東専門家は中東問題の本質を誰も知らない。いや、知っていても何も書かない、言わない。
米国とパレスチナははじめからイスラエルとパレスチナの共存を受け入れる気はなかった。どうやってパレスチナをイスラエルの地から抹殺するか、さもなければ完全に親イスラエル・米国の傀儡パレスチナ国家を自らの手で人工的に建設するか、そのいずれかしか彼らの念頭にはなかった。そして今その二つが同時並行して行なわれようとしている。
 過激派ハマスをガザ自治区という地獄に押し込めて世界から孤立させ、殲滅する。その一方でヨルダン西海岸にアッバス議長率いる傀儡政権を打ちたて、意のままのパレスチナ人工国家をつくる。裏切り者アッバス。
 思えば今から三年前のアラファト議長の変死から始まった。その後をついだアッバス議長は米国・イスラエルの代理人としてハマスとの対決の道を突き進んだ。そして今から一年半ほど前のパレスチナ総選挙。ここからホロコーストが始まった。パレスチナ住民の多数で選ばれた反米強行派のハマス政権を前にして、予想が外れ、怒り狂った米国・イスラエルは、そのハマス政権に「テロ」の烙印を押して経済封鎖した。それでも抵抗を続けるハマスを徹底的に凶暴化させるために、給与の凍結や武器さえも密かに搬入して、ハマスとファタハの内部分裂を誘った。幼児の薬もママならないほどの困窮状況に追い込んだ。絶望的になったハマスはついにガザを解放し立てこもった。これこそが米国・イスラエルの罠だ。直ちに非常事態内閣を宣言し、ハマスを追放し、ガザに押し込め、そしてまもなく一斉に攻撃を加えて完全に息の根を止める。そして西岸のパレスチナ自治区を親米・イスラエルのパレスチナ国家として樹立し、それとの国交を結んで中東和平を世界に喧伝する。この暴挙に世界は沈黙したままだ。いや、加担しているといってよい。パレスチナ問題はもうたくさんだ。どんな形にせよ終わらせてしまいたい。それが米国・イスラエルの望む形であっても。そういうあきらめの声が聞こえてきそうだ。しかし果たしてこのような形で中東の地に真の平和が訪れるのであろうか。
 私の不吉な予言を裏付けるように、いくつかの動きが同時並行して始まった。17日の英紙サンデータイムズはハマスが制圧したガザ地区をイスラエルが数週間のうちに攻撃すると報じた。米軍はもう一つの「敵」を押さえ込むためにバクダッドのアル・カーイダの拠点を標的とした掃討作戦を着手した(18日読売)。イランとの間で暫定休戦の話し合いを進め二正面作戦を避ける。中東での最終作戦に集中するため今は北朝鮮にあらゆる譲歩を重ねる(18日東京新聞)。すべてはガザ・ホロコーストに集中するためだ。イランも北朝鮮もその後に行動を起こせばよい。
 ああ、アラーの神よ。パレスチナ人を救いたまえ。ホロコーストを人類に繰り返させないでくれ。この私の予言がまったくの的外れであると言ってくれ。そして外道に落ちていく呪われた米国・イスラエルの魂を救いたまえ。
 

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