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2007年02月09日

ブッシュとチェイニーの米国は日本にとって本当に「最重要の同盟国」なのか

 ブッシュとチェイニーの米国は日本にとって本当に「最重要の同盟国」なのか

 米国は戦争を戦っている国である。戦争中の国は戦争に勝つことをすべてに優先する。そんな米国を日本の指導者たちはあまく見すぎていないか。 

 米国を率いるブッシュとチェイニーはもはや戦争に取りつかれた異形な人物だ。ニューズウィーク日本語版の最新号はこの二人の人間像の一端を垣間見せてくれた。

 今週(2月14日号)のニューズウィークは、側近らの話に基づいてブッシュという大統領を次のように描いている。ブッシュの望みはイスラム過激派を負かして歴史に名を残すことだ。そのためには一切の妥協をしない強い決意を持っている。ブッシュは他人の意見に一切耳を傾けない。中間選挙の直後に超党派で出来たイラク研究グループの報告さえ一蹴してイラク増派さえ決めた。いかなる犠牲が出ようともテロとの戦いに負けるわけにはいかないと信じている。不屈の闘志があれば必ず勝つと信じている。自分の間違いについて思い悩むことなどありえない。批判されると直ちに不快感を示す。これが今のブッシュだというのだ。

 それを支えるチェイニーはもっと冷徹だ。先週(2月7日号)のニューズウィークに掲載されたインタビューの生の声は凄みさえ感じられる。以下記者とのやり取りの一部を抜き出して紹介する。

記者:イラクで手一杯のアメリカはイランの脅威に対応できないと、現地には懸念もある?

チェイニー:ない。ペルシャ湾岸のほとんどの国は、自国の安全はアメリカが支えていると考えており、それゆえ大規模な駐留を望んでいる。

記者:イラン空爆が正当化できるシナリオはあるか。

チェイニー:仮定の話をするつもりはない・・・外交的解決に向けて努力している。ただし、いかなる選択肢も排除しないとも明らかにしている。

記者:イラク戦がここまで長期化したことにあなたの責任はないのか。

チェイニー:新たな民主国家を建設しようとする努力が無意味だとは思わない・・・これは時間のかかる戦いだ。この戦いは次の政権、その次、そのまた次の政権までも続くだろう。

記者:あなたはマスコミに悪者扱いされやすい。

チェイニー:自分のイメージを気にしている暇はない。

記者:かつての側近や部下からも批判が出ているが。

チェイニー:私は副大統領だ。そんなことに構っちゃおれん。

 そのチェイニーがまもなく日本にやってくる。日本の指導者達が対等に話せる相手ではない。安倍も麻生も久間も縮みあがることであろう。命ぜられるままに従うに違いない。こんな米国が日本にとって「価値観を共有する最重要の同盟国」であると言えるのか。日本もいい加減に目を覚ます時だ。


Bush and Cheney, Men Never Admit Their Mistake

Despite the defeat of the mid-term election President Bush does not change his policy towards Iraq. Vice President Cheney is even harder on fighting the endless war against Terror.

Recent Newsweek weekly magazines of Japanese edition(Feb 7 and 14) revealed us their unusual personalities which happen to be equally adamant and uncompromising. Some people says they are the men without doubt. Other call them the men never admit mistake. One thing certain is they continue to fight the endless, unwinnable war at the cost of blood, tear and hatred.

Vice President is visiting Japan on 20 Feb. It is so obvious he would come to Japan only to order Japan to join with US in further fighting in Iraq and support US another war on Iran. Japanese Leaders and Japanese people, who are so obedient like sheep, have no other choice but responding the order of wolf. While every country in the world, only Japan follows Bush and Cheney saying " US is our most important ally."

 
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2007年02月09日

閑話休題 団塊の世代がやり残した事があるとすれば

 閑話休題 団塊の世代がやり残した事があるとすれば

 2月8日の東京新聞「応答室だより」に、「団塊の世代」は「亡国の世代」かについての賛否両論が書いてあった。

 「団塊の世代は、見栄っ張りで、わがままで、責任感がなく、自己反省をしないだけの人間である」というフリーライターの意見が読者の論議を呼び、読者から多くの投書が寄せられたというのだ。

 このフリーライターは30代らしいが、65歳の女性からは、「全く同感。私も団塊の世代に違和感があったので、よくぞ言ってくれた、と思っています」という投書が寄せられたという。

 その一方で57歳の男性からは、「高度成長期の温室の中で育った世代が勝手なことを言っている。バブル崩壊や教育の荒廃などはもっと上の世代の責任」との反論があり、その他にも50代後半の世代からは反発の声があるという。

 私は昭和22年7月生まれの団塊の世代だが、この種の議論はほとんど意味がないと思っている。いかなる世代も様々な人間がいるのであって「団塊の世代」であれどの世代であれ、それを一くくりにすることは出来ない。それらの世代はその時代の落とし子なのだ。時代をうつす鏡に過ぎない。

 私が団塊の世代に問いかけたいのは、このまま人生を終わっていいのかということである。我々はもはや人生の大半を生き抜いてきた。生まれてから今日まで常に数が多いゆえに競争の中に身を置かれ遮二無二生きてきた。気がついたら人生の夕陽を眺める自分にきづく歳になっていた。
 まだ現役を退くのは早いといって働くのもいい。経済的に苦しいから働かざるを得ないという団塊の世代も、さびしい話だが肯定する。趣味に生きるのもいい。ソバを打つのもいいだろう。夫婦で旅行するのもよし。ボランテア活動もよし。しかし、と問いかけたい。我々団塊の世代は何かをこの日本に残してきたかと。最後までやるべきことを見つけられなかったのではないかと。

 私は期待する。仕事や組織のしがらみを離れた今こそ、自由に発言し、今の政治に異を唱えてほしいと。おかしい政治には怒らなくてはいけないのだ。

 我々団塊の世代は、我々の父親が平和の訪れとともに復員して生まれた世代だ。いわば平和の落とし子である。戦争に狂った米国に従属して日本を滅ぼす流れに抗ってみるべきではないか。それが団塊の世代のやり残したものかもしれない。これは自らに投げかける言葉でもある。日本のすべての世代に問いかけたい言葉でもある。

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