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2005年12月12日

【バックナンバー】2005-12-12

イカサマ人事を笑い飛ばそう

  これは私にしか書けない事だから、書きたくないけれど書かしてもらう。
  11日の読売新聞「顔」欄に、人権担当大使になった斎賀富美子(62)の紹介があった。もう彼女も62歳になったのかとつくづくその写真に見入った。ノンキャリの彼女がノルウエー大使にまでさせてもらうのだから権力に擦り寄るかなりの才覚を持ち合わせていることは読者の皆様も容易に推測できると思う。それだけの人物である。それが初代人権大使になった。
  「えっ、という感じでしたがお受けした。今まで培った人脈を生かし、国連人権委員会や人権高等弁務官事務所などに積極的に協力を要請していく」だと。
  しかしそのあとの記事を読んで苦笑せざるを得なかった。ノルウェー大使を兼務したままだという。ノルウェーに在住したままだという。こんなふざけた人事があるというのか。人権担当大使とは片手まで出来る仕事なのか。ノルウェー大使はよほど暇なポストなのだろう。実はそうなのだ。何にも仕事のないポストなのだ。どちらも仕事がないのだ。
   かつて北朝鮮問題担当大使というポストがあった。年に一回あるかどうかの日朝交渉を、タダそれだけを担当する大使であった。一年の大部分を出勤せずに百何十万円の給与をもらい続けたポストである。
   人権担当大使はもう少し仕事があるのだろうか。「拉致問題に向けて国際世論を喚起する」のが仕事という。拉致問題には報道を通じてしか接してこなかったという。拉致家族への冒涜である。

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